glortenada1981のブログ

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近藤誠著「医者に殺されない47の心得」というのがベストセラーになったが、その血圧の所が興味深い一つなのでフィーチャーしつつ、おいらが調べたほかの資料も紹介したい。この本はいわゆるトンデモ本の類ではなく、れっきとした医師であり、日本に乳房を保存したままの乳癌治療を日本に導入した最初の医師だとされる人である。 日本の成人の人口は約1億人であるが、高血圧の人が4千万人だ!と警鐘を鳴らす厚労省や医学会である。が日本は世界一の長寿国だというのは周知の事実だ。 にもかかわらず、そんな長寿の民族であるのをぶっとばして、「4割も高血圧だ!大変だ!」と言う連中は何か、眉唾のような気がしないか?少なくともおいらはするんだよねえ。 で、健康診断というものが日本は半強制的にさせられる。半強制だから始末が悪い。金科玉条のごとく、水戸黄門の印籠ごとく、「お前は不健康だ!」とレッテルを中年以上は貼られる人ばかりの現状。なんか変である。 もう一度いうが世界一の長寿大国なのに、みんながみんな不健康の烙印をおされるのは変だ。 基準があまりにも厳しいのではないか?と勘繰りたくなるものである。 で、血圧について、事実を述べていくと、 1998年厚生省の基準値は160/95以上だった。それが、 2000年はっきりした理由を述べず、140/90に引き上げられた。 これで成人の高血圧だと烙印を押されるのは単純に倍増した。 しかも、2008年以降、糖尿病や腎臓病の人は130/80以上なら高血圧の治療を勧められるようになった。130以上で血圧が高いですねえ、投薬治療これはしないといけないですねえ、と言われるようになったのだ。 一般の人でさえ、現在130であればA判定はもらえずB判定を押され何やら不健康だという気にさせてしまう。しかもこれが、老若男女すべてあてはめるというのが信じられないことで、年を取るにつれて上がるのが自然であり、心臓というポンプは老化していくので若干上がっていくのが脳に血液を上げやすくむしろ理想だともいえる。 男性の平均血圧を述べると、 30-39歳 121 40-49歳 129 50-59歳 134 60-69歳 140 70歳以上 141 つまり、40代半ば以上の人は半分以上が「あんたは血圧が高い!」というB判定以上をもらうということになる。 なんか、変だ。平均寿命世界一の人たちの平均的な人が死のリスクが高いと言われる社会。これ、やりすぎなんじゃないのか。 ちなみに1998年降圧剤の売り上げは2千億円だったのが、2008年では1兆円を超した。そして2005年メタボ診断基準作成のメンバー医師11人全員に3年間の間に計14億円も治療薬メーカーから寄付金と称するものが渡っているそうである。 この著者以外にも、この高血圧の理由なき引上げと厚労省・医師・メーカーの癒着を問題視している学者はいっぱいいる。さらに高血圧と死の関係の医学的データはないと主張する医師・学者はいっぱいいる。 現に学会も厚労省も一般的に見せる文章には、実際本当にどれほどの血圧になったら実際どれほど危なくなるのかは、曖昧にして、危険をあおるだけだけだし、降圧剤で下がれば本当にリスク回避できるのかのデータはないし、その薬の副作用なんて言うはずもない。というよりも降圧剤で下げていくほうがむしろ死亡リスクが高いというデータもあるみたいだ。 ここに:『高血圧治療ガイドライン2009』- 年齢別血圧区分と循環器疾患死亡との相対リスク(NIPPON DATA80: 男性3,779人の19年間の追跡)というものをみつけたので紹介したいと思う。あくまでも医学的結果ではなく恣意が入りやすい統計学的データというのを付け加えておく。 これは基準を120未満にしてその何倍の循環器系死亡のリスクがあるかである。75歳以上は4刻みであり注意。 で、これは120未満が基準である。ここにまやかしがある気がする。 120未満の成人なんて健康オタクかアスリートがたくさんいる一般的でないカテゴリーだ。 今の厳しい基準でもA判定をもらえる120~129および一般的な人が一番多い130~139の所を基準にしてみたいと思う。 159までは120台の人の1.3倍のリスクがあるにすぎない。それからが、このグラフをみると上がり始めている。140(あるいは130)で受診を勧め、いったが最期、死ぬまで降圧剤を飲ませ続けられるのは異常だ。副作用がある降圧剤はなるべくなら飲まないにこしたことはないのだ。 次に、65歳から74歳では、なんと180以上までは横ばいであり、むしろ160台は下がっているではないか!もしろん65歳でも140以上は、死のリスクを煽りに煽り、一律高血圧の受診を勧められる。 そして75歳以上になれば完全に横ばいで、血圧と循環器系の死亡の相関関係はなくなる。 太っていれば血圧が高いのが一般的だ。で、太っていれば様々な原因で病気になりやすくなるだろう。 太っていて何かが原因で死んだとする。 血圧悪者論者は、すぐ「血圧が高かったからだ」 と主張するだろうが、それは短絡すぎはしないか? 本当に高血圧が原因で循環器疾患になるリスクが増すのか? 65歳以上は、この恣意が入りやすい統計学的数値でも高血圧との因果関係は薄い。なら中年層でも死因は高血圧ではないほかの原因とも考えられる。つまり高血圧が直接的原因ではなく、高血圧と相関関係が高い何かが原因ということも考えられるのだ。185以上は血管異常をきたすがそれ以下だと、血圧は関係ないと主張する人もいる。 健康診断の不健康レッテル貼りは、 180以上はわかる気がするが、基準を160以上にして、140以上にして、130以上に全年齢をあてはめて降圧剤投与をするめるのは、少なくともなんらかの意図が感じられるが、いかがだろうか? 床屋が掘った王様は裸(最新記事も読んでね) ...