故障中にどんなトレーニング、過ごし方をしていたのかリクエストを頂きまして本日の内容としてみます。
とはいえ高校の時から数え切れないくらい故障してきましたが、時代によって参考にできるものとできないものがあることを大前提としまして…
特に学生時代のように時間や環境の整っている状態の経験は除いてみたいと思います。
自分が直近で一番大きな故障をしたのは腸脛靭帯でした。
腿の横にある靭帯が炎症を起こしており、とにかくこの部位は治るのが遅い。そして無理に走ると腿から膝にかけて激痛で力を入れられない。とにかくごまかしの利かない部位でした。
このこの時は本当に走らないと決断してから約3カ月間ジョグもほとんど休んで過ごしていた気がします。
それでも故障明けはそれなりにハーフも走れましたし、駅伝もメンバー入りして無事に走れました。
そんな故障期間何をしていたのかというと…
①ストレッチ
②ジムトレーニング
③水泳
この3つが軸だったと思います。
当時の比率とは少し違いますが、まずはストレッチ、これは一番時間をかけた方がいいと自分は考えます。
腸脛靭帯が炎症を起こしていても、実際は体のあらゆる箇所の硬い筋肉の部分が原因となってバランスの悪さや負荷をかけてしまっています。
痛いところだけを重点的に伸ばしたりほぐしたりすれば片付く話ではなく、それ以外に硬い部分も柔軟性を上げないといけないし、自分の普段の走り方や生活習慣が体のどこに負荷をかけているのかをちゃんと理解しておくのが第一歩ではないかなと。
実は自分の場合は足首の硬さや踵着地(当時)も腸脛の原因でした。
なので下半身はもちろん上半身も含めた全身のストレッチをYouTubeの動画などで1日3回くらい分けて1時間近くやるようにしていました。
結果的に練習を再開してからも動きが小さくならずスピードもそこそこ出せたと感じています。
何より自分の体ってこんなにここが硬かったんだと分かると、ここを柔らかくするために頑張ろうと新たなモチベーションにもなったのでよかったですね。特に上半身は続けるほど仕事の疲れも減っていったように思えます。
ジムトレーニングはウェイトこそ多少使いますが、体幹トレーニング&体のバランスを整える目的でやっていました。
腹筋背筋お尻などを中心とした体幹を、片手で楽に上げられる程度のダンベルかシャフト本体だけを使って(もちろん自重トレも)痛みが出る動きが無いように気をつけて鍛えていました。
バランスディスクもかなりやった記憶があります。足首が硬い自分には乗るだけで至難の業でしたが、いかにバランスが崩れていたかとそのバランスを調整する感覚を身につけられた実感が意外とありました。
そして水泳。これは学生時代にも故障中はよくやってました。目的としては心肺機能を落とさないためと体幹を鍛えるため。
走る動きで膝が痛くてもプールのバタ足なら痛まない場合も多く、それすらも痛いのであれば水中歩行でも筋力維持はできます。
プールは中にいるだけで水温による(温水でも)アイシングや水圧のマッサージ効果がありますし、浮力で内臓の位置を整えてくれる効果もあるようです。
30分も泳げばまぁまぁ疲れますし、1時間も泳ぐと自分は結構へとへとです。一番通った時期は週4で泳いだりもしたのでもはやスイマー(笑)でも脚に負担をかけない有酸素運動の手段としては優秀かなと思います。
最近見た動画にハードルの為末さんの練習を休んだお話があり、一ヶ月まるまる練習を休んでから再開してもあまり競技力は変わらなかったと話していました。
自分も休養期間をひとまず終えて今日10kmレースを走ってきましたが、休養前とほぼ変わらないか少し良いくらいの走りが実はできました。
普段追い込む事が当たり前の人にとって、休むことは一番難しいし勇気が要る行動だと思います。
でも休むことって決してマイナスではなくて、むしろ追い込んでいた時期に疎かにしていた部分を補うための期間だと考えればいいんじゃないかなと。
フィジカル面はもちろん、今まで見られなかった映画をゆっくり見たり全身リラクゼーションで癒されたり、走ることを我慢した自分にご褒美スイーツをあげたり、メンタル面の補充もしてあげたらいいと思います。
その分痛みが無くなれば練習頑張るぞと思えたり、また追い込み期を終えたら少し楽しく過ごそうかなと思えたりしてモチベーションに繋がるんじゃないかということです。
故障したり休養したりする時こそ実はランナーとしての資質を試されてるのかもしれないですね。
ちなみに完全主観の内容ですので、これをやって下さいというのは全くありません。逆に自分の例でこれだけの手段があるので、おそらく無限に方法はあると思っています。誰かのほんのきっかけに繋がればと思い長文ですがしたためてみました。
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