スタートから10kmまでは順調そのもの。最初が下り基調だっただけに少しだけペースが上り気味ではあったものの、集団の最後方で自由に走れたおかげで消耗は少なかったと思います。
とはいえ予想よりも前半は暑いくらいで、寒さ対策にと装備していた手袋もアームウォーマーも5km持たず早々に撤収。
これが後々痛い目を見ることになるとは…
15km以降もうまく集団を利用しながら気付けば去年より早いタイムで中間点を通過。
ところがここでなぜか脚に力がうまく伝わらなくなる。本来のペースが保てなくなり徐々に集団との差が拡がり、焦るほどに力が逃げていくような感覚のまま25kmを過ぎる。
ずっと抱えていた足裏の痛みがここで爆発。反動を使う走りは筋力消費と衝撃が今までより段違いで強いために、ハーフから先の未知の領域では体がもたなくなる可能性はうっすら予想していたんですが…これほどまでとは。
左足だけ痛みで反発を使えなくなってしまい、バランスが崩れることで膝にまで痛みが出て完全に脚を引きずるような走りになっていた30km地点。
運悪くスペシャルドリンクもミスで出されず心身共にボロボロ…ペースを上げたくても痛い、気温が下がって体も冷えてさらに力が抜けていく、せっかく前半作った貯金も使い切り後続のランナーに続々抜かれていく…
脚を痛めたんだからしょうがないじゃないかと慰める自分と、それでも止めない以上は頑張らなきゃという自分との葛藤。
せっかくあんなに走り込んだのに…またダメなのかと正直心が折れかけてました。ここで歩いて収容車でも十分頑張ったよと。何よりも甘い誘惑に気持ちが傾きかけていた時…
35kmの手前でそれまでの辛さが嘘のように体が軽くなりました。
足裏の痛みはまだあるものの力の抜けていた脚がまた踏み込めるようになり、何より焦りや葛藤でノイズだらけだった心がとても穏やかになったんです。
手前味噌ではありますが、走り込みの成果はちゃんと出てました。去年ボロボロだった35km過ぎ、今年はペースアップに成功してます。何なら「あと7kmしかない!」と逆の意味で焦るほど。向かい風も登り坂も全く苦になりませんでした。
ここからはむしろごぼう抜き。前に抜かれた選手を次々抜き返していくこの区間は本当に気持ち良かった…欲を言えばもうちょい手前でこうなってほしかったところですが(笑)
競技場に戻った時点で2時間半は切れないと理解したものの、もしかしたら100位切れるかもとラストスパートでさらに3人をかわして93位でゴールできました。
去年逃したカラータオルを何とかゲット。気付けばラスト10kmあたりから30人近く抜いてたんですね…
レース振り返り編は以上です。次回はレース反省編と今後のこと編をお送りします。疲労でこの2日あまり眠れず体力の限界でございます…
