術後5年 そして | Glorious Days - がんと闘うパパ日記

Glorious Days - がんと闘うパパ日記

1975/11/27 生まれ
2004/12/04 結婚
2007/06/06 長女生まれる
2011/11/21 長男生まれる

2012/9/19 内視鏡検査によって大腸に 進行がん が発覚。
2012/10/4 手術にて切除 ステージ3a

おじいちゃんになるための負けられない闘い

しばらくぶりです。
心が辛いときが多くて、なかなか更新しませんでした。けっしてブログのせいではありません。

経過報告をしておかないといけないと思い、書かせていただきます。


本日、お休みをいただき、半年に一度のガン検査に行って来ました。

2012年10月4日、大腸がんのため、腸28cmとリンパ節を単穴式腹腔鏡手術にて切除しました。術後の検査でステージ3aという、お世辞にもいい状態とは言いがたいものだと再確認し、経口による抗がん剤を5ヶ月ほど毎日、飲みました。


手術当時、ノアは4歳、ダイキは9ヶ月。
この子の将来はどうなるのだろうといつも案じていたっけ。思い出作らなきゃって。

今の時代ネットを見れば生存率もかいてあるし、これからの自分がよく理解できる。
この間、ブログで共に闘った友人は何人も他界した。
仲良かったから、そのつど、自分と重ねて辛かった。

二人に一人はガンになる時代。
それでも、何で自分なんだろうって、罹患したら思うんだよ。あのとき、こうしとけば良かったって、思うし。


あの時にふと思ったこと、
おじいちゃんになりたい。

子どもたちに何も教えてあげられないままかもしれないけど、毎日を一生懸命生きよう。毎時間を大切にしよう。って。
今できることは今しよう。後でやれば良かったなんて後悔したくない。

術後1ヶ月、3ヶ月、半年と次第にCT検査の間隔もあいていきました。
抗がん剤を飲んでるから、再発も遅れてやってくると聞いていたし、毎回が不安との闘い。


今日、術後丸5年後のCT検査。
主治医から、
「今日で一区切り。肝臓も肺もすべての腸もきれいで問題なし。もう定期検査はしなくてもいい。よく頑張った」と握手してくれました。

抗がん剤をしてるので8年経過を見るところだけど、全く気配もないし、人間ドックもあるし、とりあえず、一旦卒業です。
先生、看護師さん、事務の方随分お世話になったし、仲良くなりました。

病院を後にし
父に連絡し、ありがとうを告げ、妻と子どもたちには妻が大好きなドーナツ、チョコファッションでありがとうを告げました。



大腸がん罹患ブログとしてはこれで一旦おしまいです

罹患して、ネットに支えを求め、たくさんの方と出会い、自分も大変なのに、僕を心配してくれて、良い出会いがここにありました。

心配して、助けてくれた皆さんありがとうございました。