YouTube あたらしくん「声が聞こえて涙出てきた…!」 のネタバレです。
この動画では3つの不思議なことが起きています。動画を見てから読んでいただくとより楽しめると思います。
最初のマジック映像(4:51~)
新子氏は相手に思い浮かべてもらったカードを当ててしまいます。どうして相手の思ったことが分かるのでしょうか。実は心理トリックを使っているのです。果たしてそのトリックとは?
新子氏は「僕がスペードの8を植え付けた」と言っています。これがヒントです。
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新子氏がカードを取り出すと男の方の目線はそのカードに行き、いきなりトリックにかかります。見えたカードはクローバーの9です。
このカードに描かれた9個のクローバーの内、中央のクローバーは窮屈に感じます。そのため頭の中でその1つを取り除き8個にした映像が無意識に現れ、その結果8のカードが頭にインプットされるのです。
スペードを選ぶのはカードの黒い色に引きずられるものの同じマークは避けようという心理が働くためです。
クローバーの9にはこのような効果がある特殊なカードなのです。
新子氏はカードを箱から出した時もしまう時もごく自然にこのカードを相手に見えるようにしてスペードの8を植え付けていたのです。
但し確率は高いものの必ずしもスペードの8を思い浮かべるとは限りませんので「黒いカード?」などと聞き、反応を見てそうでなかった場合に備えた対応も用意されているのでしょう。
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次は心理トリックとカードマジックの複合マジックです。(映像7:13~)
ここでも思い浮かべたカードを当てています。これも心理トリックで相手にスペードの4を植え付けているのです。その場面はカードを数えてもらっているところです(映像8:18~)
枚数を数えていると見易かったカードが印象に残ります。映像ではカード面が確認できませんが新子氏はスペードの4だけを他のカードとあまり重ねず見易くしていたものと思われます。数え終わった直後にどれか1枚カードを選んでくださいと言われると無意識に印象に残ったカードを選んでしまうのです。
選んでもらう時、新子氏は「ハートのエースは見えているのでエース以外を・・」と言っています。(映像8:29~)
他のカードも見えているのになぜこのようなことを言ったのでしょう?
実は一番印象に残るのは全面が見えている一番上のハートのエースなのですがこれを選ばれては困るからです。この言葉がこの心理トリックの正しさを証明していると言えるでしょう。
その他の部分は熟練したカードマジックですがひとつだけミスがあったので指摘しておきます。それは・・・
映像9:13のところで2枚目のカード(ハートの8)が落ちると「パチ」と音がします。他のカードの時は音がしません。なぜでしょう?皆さんも考えてみてくださいね。
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Break time
ラッキーセブンの3!
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最後はエリマキトカゲを当てるマジックです。
映像(12:10~)
なぜか部外秘であるはずの企画会議の内容が流出していました。
企画会議(部外秘)
「カードに書いた動物を当てるマジックなんやけど動物は何にしよ?」
「象?キリン?平凡やな」
「エリマキトカゲなんか面白いんちゃう?」
「なるほど、ええな、それいこ!」
「カードに仕掛けしてエリマキトカゲが選ばれるようにせんとあかんな」
「そなカードをすべて見せるとタネがばれてしまうがな」
「カードを?枚?ねて?すれば大丈夫。必ず指の?のカードが?になるんや」
「なるほど」
「うちらが当てても普通やんか。お客さんに当ててもらったらどや」
「そんなん出来んの?」
「骨伝導技術やパラメトリックスピーカーで他の人には聞こえんで伝えることができるんやて。それ利用したら皆びっくりするで」
「よし、決定!」
反省会議
「狙いが当たって解答時は大受けやったな」
「せやろ!エリマキトカゲで大正解や!」
「でも動物と言っても文字だけで少し寂しかったな。絵も描いた方がえかったんちゃうか」
「うーん、それは予算が・・・」
この内容、実は私が新子氏側に遠隔ブレインダイブして読み取ったものなのです。(ほんまかいな)
これを新子氏が見たら本物のブレインダイバーだと驚愕することでしょう!?
この記事は推理によるものです。事実確認されたものではありません。