ノイズキャンセリングイヤホンありますよね。雑音はシャットアウトするけど人の声は聞こえるようにしているイヤホン。私は外に出かける時はこのノイズキャンセリングイヤホンで音楽を楽しんでいます。でも音量は控えめなので、すぐそばにいる人でも私が何を聴いているのかは分かりません。

 

   ある日、これで音楽を聴きながら本屋さんへ行った時のことです。立ち読みをしていた私から約2mほど離れた通路を70代と見られるおじさんが鼻歌を歌いながら通り過ぎたのですが、なんと私が聴いていた曲とそのおじさんの鼻歌がぴったりシンクロしていたのです。

 

   このおじさんには私のイヤホンの音は聞こえないはずです。仮に聞こえたとしても遠くで蚊が鳴いているようなもので何を聴いているのか絶対にわかりません。

 

   外見で判断するのは失礼ですがこのおじさん、本屋さんにいるのはちょっと違和感を感じる風貌だし、普通、本屋さんで鼻歌歌わないでしょ。それに、なんでこの曲知ってるの?これって偶然?それとも・・・

 

   この記事は本当にあったものです。創作したものではありません。