¡Hola!
私たちはよく「言語は橋(puente)だ」
と言います。
たしかに、美しい考え方です。
言葉があるからこそ、人は出会い、
理解し合えます。
でも同時に、言語は“使い方”によって、
橋にもなれば、距離を作るものにもなります。
言葉そのものが勝手に人をつなぐわけではなく、
私たちがどう使うかで意味が変わるんですね。
ここで、スペイン語の面白い小話をひとつ。
「puente(プエンテ)」の性別は変わった
スペイン語で puente(プエンテ) は今は 男性名詞です。
つまり:
-
el puente(エル・プエンテ)
-
un puente(ウン・プエンテ)
でも、
昔のスペイン語(中世のカスティーリャ語)では、
女性名詞として使われることも多かったと言われています。
さらに、
ガリシア語・ポルトガル語では今でも 女性名詞で:
-
a ponte(ア・ポンテ)
…同じ「橋」なのに、性が違う。
ここが言語の可愛いところです。
そして歴史の流れの中で、
16世紀ごろから 男性形が強くなり、
しばらく女性形と共存しながら、
最終的に男性形が定着していきます。
(ラテン語の影響や、当時の文化の流れも関係したと考えられています。)
柳橋(Yanagibashi)という偶然
私は日本の 柳橋(Yanagibashi) に住んでいます。
bashi(橋) はスペイン語でいうと、
まさに puente(プエンテ)。
だから私は、
文字通り「橋のある場所」に暮らしている。
そして毎日、
仕事を通して スペイン語と日本語のあいだの橋になれたら…
と思っています。
言葉で、会える世界が増える。
それって、やっぱり素敵ですよね。
“puente” 例文(スペイン語+カタカナ)
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el puente
(エル・プエンテ)
-
un puente
(ウン・プエンテ)
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este puente es largo
(エステ・プエンテ・エス・ラルゴ)
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cruzo el puente
(クルソ・エル・プエンテ)
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vivir cerca de un puente
(ビビール・セルカ・デ・ウン・プエンテ)
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soy un puente entre el español y el japonés
(ソイ・ウン・プエンテ・エントレ・エル・エスパニョール・イ・エル・ハポネス)
「今日も一緒に、言葉の橋を渡りましょう。」![]()
