薔薇を制作しています。 | ミニチュア制作 La Petite Fleuriste

薔薇を制作しています。

今年は粘土を触っています。
一年以上、粘土を触っていなかったので、触るのに勇気が入りました。
作品に入れる白系の薔薇を作り足しています。
色として考えると、白は表情を付けるのが難しいです。
今までどう制作していたかを思い出しながら進めていますが、上手くいきません。
上手くいかないと思っても途中で辞めず、それを仕上げています。
立体把握の能力、空間認識能力、それと技術面での能力、努力がまだまだ到底足りません。
満足のいくものなんて作ることはできないのかもしれません。
粘土の植物、薔薇は一年に数個しか制作していないので、そもそも数をこなしていないという問題もあります。

本物を見て、観察したいと思っていて、花屋を覗くのですが、生きているものを買うことに抵抗があります。
食べるものは別として。

{8677AE2F-4E1B-4CB4-A415-A57E0B6956E3}


{F3613E90-B17B-464E-AE67-19F16110F99F}


{0E57781D-E87C-40C1-8223-B70838A6587A}


昨日は愛猫の誕生日だったので、それに託けて薔薇を買ってきました!
比較的近所の小さな花屋で、私が小さい頃からあるお店です。
イベントなどで必要な場合は、そこで大体購入しています。
ご高齢になられていますが、素敵な接客と笑顔は昔と変わりません。
「やっぱりここで買ってよかった!」と暖かい気持ちになります。
購入したのは、主に『サムライ』という大輪の薔薇で、ベルベットのような質感の深紅の薔薇。
その濃い赤色の花弁は、角度によって赤紫色に見えます。
花弁全体はベルベットのような白い毛羽がベールのようにかかっていてそれが印象的。
白いベールと深い赤の組み合わせが正にベルベット。
花言葉を見たら、正に愛猫にぴったり。
大きく育ったようで、私の手のひらに近い大きさです。
観察していると生命をありありと感じ、自分の制作の限界が見えました。
創造のものなので、実物そっくりに作るつもりはないものの、生命に圧倒されています。
抱えきれない感じ。
私には勿体ない!といった感じ。




インスタグラムのページです。

インスタは、荒波の中、流されるようです( ;  ; )