フィリピン CEBU 2/2
続きです。
こちらは、
超高級住宅地ビバリーヒルズの一角にある道教寺院。
この地区は中華系が多く住んでいます。
ド派手なエントランス。
ここには“老子”の教義が保存されているそうです。
老子は私も大好きで本を読みますが、
この道教寺院はエセ中国みたいなちゃっちい独特な雰囲気でした。。。
週に二回道教の儀式が行われるとか。
ちょっと見てみたかったです。
祭壇に赤い蝋燭が並ぶ中、占いにもチャレンジ。
中国の慣習に従って祈り、赤い二つの木片を投げます。
頭に浮かんだ願いが叶うか否かという占いだったと思います。
この木片には裏と表があり、この出方で吉凶が分かれますが、
結果は、良くもなく悪くもないものでした。
これって、「日本書紀」、「古事記」、「魏志倭人伝」などにも記載されている太占的な占いでしょうか。
あれは鹿の肩甲骨を焼いてその割れ目の出方で吉凶など判断していたみたいですが・・・。
そういえば、卜占も中国からきていますよね。
神仙思想、タオイズムも興味深いです。
ちょっと話が反れてきたので、戻します。
この道教寺院には、ミニ万里の長城や庭園などがありました。
あとは、ミニ池?ですね。
失礼ながらちょっと笑ってしまいましたが、
釣りをしている仙人みたいなじいちゃんの置物もそこにありました。
老子の
「人に魚をあげれば彼は一日の食を得る。
彼に魚の釣り方を教えれば一生の食を得る」
=
「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、
人に釣りを教えれば一生食べていける」
からきたものかもしれません。。。
扇のような木。
これは何だったのでしょう。
どなたかご存知ですか?
私と友達はあまり興味を示さなかったので申し訳なかったです。
というより、CEBUはあまり観光を目的としていなかったのです。
リクエストはあるか聞かれましたが、特になく、
唯一この道教寺院を挙げましたが、他はお任せでした。
門を潜ろうとすると、サーーーーッと前に車が現れます。
見計らっています。
どのスポットでもタイミングを見計らって現れ、驚きました。
それに、少しも歩かせないよう気を配っていらっしゃいました。
あとは、博物館にも行きましたね。
館内には人がいなく(貸切?)、館員の方から説明を受けました。
英語が聞き取りづらかったのと私が記憶力がないのとで、
残念ながらもうよく覚えていませんが、
日本軍が残したエグい資料も多々あり、それは印象的でした。
お触書みたいなものもありましたね。
館員さんから資料に書かれている内容についていくつか質問をされましたが、
漢字が読めないものもあり、説明に困りました・・・。
ラプラプの銅像がある場所にも連れて行ってくださいました。
ラプラプはフィリピンでは国民的英雄です。
500年近く前にマゼランが訪れキリスト教への改宗や服従を強要しようとし、
それに対抗するべくラプラプが立ち上がって、
見事打ち破ったとされる伝説があります。
(=マクタン島の戦い)
一騎打ちだったとか。
真実は分かりませんが。
ラプラプって名前が可愛いです。因みにラプラプっていうハタ科の魚もいます。
ポケモンで水色に斑点が入った魚系のキャラクターがいたような・・・。
雷技に弱かった記憶が。。。あれ?ラプラス?
ここで何が印象的だったかというと、ラプラプではなく、
日差しが強かったのでずっと日傘を差してくださったことです。
人に日傘を差してもらうなんて多分一生ありません。。
お土産屋さんが建ち並びます。
フィリピン産のギターは有名です。
その殆どがマクタン島で造られています。
蛙の剥製ポシェット?
このような経験をさせていただき、感謝しています。
職員しか手に入らないであろうレアなお土産までいただいてしまいました。
この後、ダイビングやボホールの観光をし(ログにあります)、
マニラから夜間バスである場所へ向かいます。