秋です。2
続きです。
コスモスはラストです。
一面、いや、全面に広がるコスモスは現実離れをした空間でした。
その中、清風が駆け巡ります。
私のデジカメのワイドはあまりワイドになりません。
四方八方、見えないくらい遠くまで広がっているのです。
沢山人がいるのに、一人の世界。
ある世界への道を進むかのように人がぞろぞろと続いていく・・・。
生命に囲まれます。
風に逆らうことなく揺れるコスモスたち。
生命の存在を賞賛する。
心、魂と結びつかない一般的な賞賛を思いついたのか。
上辺の言葉、借り物の観念ではなくて、その存在を美しいと心底思うのか。
美しいと思った理由。
何をもって美しいと判断するのか。
美しさ?
美しさとは?
誰が判断をし、それが美しかろうと醜かろうと
否応なく、それは終わることなく、永遠に命を紡いでいく。
絶っても絶たれても、それは終わることなく、永遠に命を紡いでいく。
宇宙が果てるまで続いていく。
輪廻。
万物、存在そのものが、何のために、なぜそこにあるのか。
きっと、秘密を打ち明けてくれる。