法隆寺のにゃんこたち | ミニチュア制作 La Petite Fleuriste

法隆寺のにゃんこたち

法隆寺には、その日9時間半、居ました。。。

8:00から拝観できるのですが、友達と別行動の日ですし、なんとなく早めに行きました。

法隆寺駅に着いたのは7時前です。

勿論その時間にはバスが出ていないので(9時台です)、

雨が降ることが分かっていましたし、タクシーを使おうかと思いましたが、

なんとなくレンタル自転車にしました。

気がつくと、自転車に乗っていた感じです。

自転車は、南大門に停めてくれと指示があったのですが、

南大門をくぐる前に、松並木でも検証したいことがあったので、

他の場所に置かせていただくことにしました。

ドキドキしながら、松並木の近くへ向かったところ、

フト、自転車を建物の裏へ持っていく年配の方が見えたので、

私もそこに停めることにしました。




小雨が降る中、一歩一歩踏みしめ、松並木の先に見える小さな南大門が

近づいてきたときの興奮は、今でも覚えています。

法隆寺は私にとって日本中で最も特別な場所と言っても過言ではないです。

以前、法隆寺は私の人生が関わっているとここで書きました。

本当にその通りで、たっくさん書きたいことがあるのですが、

易々と書けません。。。

建物のことも色々書きたいのですが、写真を載せると書きたくなるので、

載せるのは辞めます。


法隆寺には7時10分に到着し、拝観の8時までの間、

境内でうろうろして確かめたかったことが多々あったので、

調べだしました。



人が殆どいないので、この時間は本当にお勧めです。

お経を唱えながら歩いて周っている方もいらっしゃいました。









法隆寺にはにゃんこが3匹住み着いていることがわかりました。

三経院付近で餌をあげる人がいて、餌をもらおうと3匹固まっていつもいるそうです。

野良猫にしては、綺麗な猫でした。































一番乗りで、拝観をし、12時過ぎに昼食をとることにしました。

お腹が空いていたわけではないのですが、これまたなんとなく

食べることにしたのです。

この“なんとなく”がいつも幸運の鍵です。

そして、近所で、「梅とろろそば」を食べ、再び南大門を

くぐろうとしたところ、ご年配の方に声を掛けられました。

その方、ボランティアのガイドさんでした。

鎌倉でもそうですが、世界遺産登録や町興しの一環で、

無料で、ガイドをしてくださるのです。

他のガイドさんのお話によると、100人以上いるボランティアガイドさんたちの中で、

法隆寺に一番詳しいガイドさんだそうです。

週に二回ガイドしているそうで、その日は午後から。

調度良いタイミングでした!


私がメモを取り出すと、「学校の先生ですか?」

「仕事ですか?」などと聞かれました。

趣味だというととても喜んでいらっしゃいました。

メモを取ったこともあって、非常に細やかな説明をしてくださいました。

法隆寺について調べていましたが、どの本にも載っていないことが

多かったです。


法隆寺の拝観時間が過ぎ、そのあともお話をしてくださることになり、

向かった先が、朝、自転車を停めた場所でした(笑

その自転車を停めた建物がボランティアさんたちの休憩所だったのです・・・。

やっぱり、そこに縁があったのですね。

有り難いお話を聞き、また近々訪れることを告げました。

そして、友達と待ち合わせをし、慌てて新幹線に乗り込みました。

終電の電車にギリギリ間に合い、良い旅となりました。


一般公開の範囲なので、この程度にさせていただきます。

ただ、一つ、爆弾発言(?)をするとすれば、梅原猛氏の「隠された十字架」

の内容には誤りが結構あったということでしょうか・・・。