夏の思い出 4 | ミニチュア制作 La Petite Fleuriste

夏の思い出 4

今日、つくつくぼうしの鳴き声を聞きました。

機械音のような鳴き方が面白くてニコニコしてしまいました。


秋が近づいていますね。



“夏の思い出”も今回がラストの回です。


書くのを忘れていましたが、明野のひまわりは、

ドラマなどの撮影でも使われているようです。

今年も放送があったようです。

テレビは見ない私ですが、タイトルを聞いて「あぁ」と一致しましたが、

そのタイトル名を失念しました・・・。

思い出したら追記しておきます。




八重ひまわりたちの中に、突然変異でしょうか、

ポツンポツンと大きなひまわりがありました。





訪れた時期も遅かったので、お辞儀をしているひまわりもありました。




私より背が高かったです。

180cm以上あったのではないでしょうか。






花びらが焦げてませんか?!




私の腕も焦げました。

正に今、日焼けで皮が剥けています・・・汗



大きさがこれでわかりますね。





葉もとっても大きいのです。








こちらも、自分を支えきれず、凭れ掛かっていました。



ちょっとグロテスクですか。。。






とってもずっしりして重い頭でした。

軽く抑えているようですが、重くて驚くほどでした。


手を離すとひまわりの油が手につきました。

ひまわり油は、ビタミンEやリノール酸を多く含み、

脂肪もつきにくい油だそうです。



ここでは、世界のひまわりも見ることができました。

イギリス、アメリカ、フランスなどなどです。







ガーベラみたいですね。










裏を見ると、やはり色が透けてました。





私の記憶の片隅にあるひまわりは、

もっと一つ一つ背が高くて花も大きく、存在感がありました。

私が3歳の頃から小学校を卒業するまで、母がそのひまわりと毎年写真を

撮ってくれたのは良い思い出で、毎年毎年ひまわりに対する想いが強くなりました。

小学校の裏庭に毎年咲いていた沢山のひまわりは今どうしているのでしょう。

私の幼い頃の記憶世界で認識、そして構築され、私が成長しても消えることなく

埋没しながら生き続けてきたひまわりは、

あけのひまわりの里で、そっくり甦りませんでしたが、

新たなひまわり像の記憶として、追加されました。









今年の八重ひまわりたちもこうやってドミノ倒しのように倒れていくのです。



花も葉も元気でしたが、こうなっていく運命のようです。







夏の思い出はどこか切なくて物悲しい面があり、この場所へきて、

それが再び刻印付けられた気がしました。


来年はどんなひまわりを見ることができるのでしょう。