ピサ 2 | ミニチュア制作 La Petite Fleuriste

ピサ 2

17日間に亘るオリンピックが終わりましたね。

人々の人生を垣間見れ、感動を幾度となく味わいました。

4年後がまた楽しみです。



前回書き忘れましたが、ピサの斜塔は世界遺産です。

傾いているからという理由で世界遺産に登録されたのではないようです。

入場券の金額も書き忘れていました。

斜塔を上るのに15ユーロ、

その他美術館などの共通券は8ユーロくらいだったと思います。

1ユーロ178円での旅行だったので、随分高く感じました。


メインのドゥオーモから始めたいところですが、次回に残しておきます。

今回はバッティステロ(洗礼堂)から。




小尖塔とアーケード上部はゴシック様式、

下部は、ピサ・ロマネスク様式です。












真ん中に羊ちゃんがいます。



人間の罪を購うために磔刑となったキリストを生贄の子羊に譬えているのですね。

教会などで羊ちゃんは必ずと言って良いくらい見ることができます。



洗礼堂内観は、どうでもいいような写真しか残っていませんでしたが、

雰囲気は伝わると思います。



入ってまず目に入るのが洗礼盤です。

身体を水につける浸礼のためのものです。






この洗礼盤は、上から見ると浴槽のように見えます。







天井が高いので、音響効果が素晴らしいです。




これは、洗礼堂のメインにあたるニコラ・ピサーノのプルピト(説教壇)です。





素晴らしいものを見てきた後だったので特にこれと言って印象的ではなかったです。




色々な意味で強烈な印象としては、カポサント(納骨堂)です。

あまり意識しないで足を踏み入れましたが、

名称通り、かなりのマイナススポットでした。

体調が悪くなりました。

イタリアでは、ヴェネツィアのサン・マルコ寺院、フィレンツェの

ミケランジェロ広場の先の墓場などで物凄く具合が悪くなりました。

ミラノでもちょっと酷くなりました・・・。

いずれも10分程度で治ったので良かったです。

概して日本でもそうですが、神社やお寺などむやみやたら行かない方が良いです。

7,8割、マイナススポットと考えた方が良いかもしれません。

中には、超強大なパワースポットがあるので、一概には言えませんが。

なんて言いつつ足を運んでしまう私なので説得力ないですね。


話が逸れましたが、私的にマイナス全開と感じたカポサントの内観の写真は外します。

撮ってしまいましたが、見た目は綺麗ながら足元などに骨が埋まっています。

ただ、全てにおいて粗末にし過ぎのようです。

詳細は省きます。。。


カポサントでは、部屋の中に絵が飾ってあります。

長方形の部屋にフレスコ画4枚です。




多分15世紀頃の絵でしょう。






良い絵だなぁとはお世辞にも思えないですね。


ここでは「死の凱旋」という作者不明の絵が有名です。

日本で言う地獄絵図(地獄曼荼羅)ですね。




この絵は、作者不明ではなく、何かしらの意図で、作者不明とされたのだと思います。

キリスト教ばかりではなく、他の宗教も交えた絵に見えました。

描いているもの云々ではなく、かなり気持ちの悪い絵だと感じました。

この絵は、14世紀、毛皮についていたノミが媒介して発生したペストで

大勢亡くなった頃に描いたもので、第二次大戦に壊され、修復されています。

調度パッチワークのようになってしまっていますね。



ルシファーが印象的です。



それにしても、

どうして、こんな絵を描いたのでしょう・・・。




わ~~~、後味悪くなりそうなログですね汗

近々超強大パワースポットもお知らせしようと思っているのでご勘弁願います・・・

ピサ自体にあまり思い入れがないので、

メインのドゥオーモとルッカのドゥオーモを載せて終わりにします。