Let's Enjoy 千葉! 2
今日も暑かったですね。
不調は続きますが、暗くなったり落ち込んだりできなくて、逆に嫌です。
たまには暗くなりたいです。
怒ったりも滅多にできないです。
内的変化が起きてから、ネガティブの塊だった私が激変しました。
落ち込んでも良さそうなのにとっても元気な一日でした・・・。
頭がお花畑?
さて、続けます。
今日は花托のことについて少し書きます。
花托が苦手な方ごめんなさい
そうでない方は、是非花托に注目してみてください。
雌しべが花弁に変身しつつあります。
八重になる蓮は、雄しべが花弁になってしまうケースが多いそうです。
そして、雄しべだけではなく、雌しべまで花弁になってしまうケースもあって、
それは千弁蓮や近江妙蓮、大名蓮といった種類です。
近江妙蓮の花弁の数は、一つの花につき2000~5000枚、
多いと6000枚になるとのことです!
もはや数えるのが大変ですね。
この近江妙蓮に関しては、雄しべや雌しべが存在しません。
種なしにどうやって増やしていくかというと、根(蓮根)から増やしていくのです。
近江妙蓮は足利義満が派遣した遣明使が持ち帰った蓮とされ、
2年前、600年振りに金閣寺に献上されたようです。
今、金閣寺で見ることができるのでしょうか。
行田の特集のときにも載せましたが、
蓮は4日で花が散ってしまいます。
この近江妙蓮は、なんと20日前後咲いているそうです。
写真がこちらにありました。
http://sano567.web.infoseek.co.jp/oomimyouren/
こちらの近江妙蓮も、大賀博士が蘇らせています。
こうして見ると花托にも色々ありますね。

そのまんま種って感じです。
小さい花托。
大きな花托。
緑でちょっとグロテスク。
2個紛失・・・。
もぐら叩きみたいです・・・。
以前書き忘れましたが、
種子から育てた蓮は、「これは○○蓮という名前の蓮だ」ということは言えないそうです。
八重咲きの蓮と八重咲きの蓮を掛け合わせたからと言って、
八重咲きの蓮ができるとは限らず、
白い蓮と白い蓮を掛け合わせたからと言って、白い蓮もできるとは限らないそうです。
ピンクの蓮もできるようです。
種から育てる蓮は、全く別の品種扱いになってしまうとのことを蓮博士にお聞きしました。
品種を決めて育てる場合、やはり蓮根から増やしていくそうです。
そのことについては、また今度もう少し詳しく記載させていただこうと思います。
こちら、園内の様子です。
園内でいただいた抹茶とお饅頭は、とっても美味しかったです。
こちらでは香水も販売されていました。
試しにつけてみましたが、苦手な匂いでした・・・。
香水(ネフェルテム)の話はこちらで記載させていただいています。
http://ameblo.jp/globular-cluster/entry-10117572121.html
今日で、東京大学農学部附属植物実験所の蓮について終わりにします。
移転してしまう可能性が高く、観蓮会は今年終わりかもしれないそうです
もしそうなれば、とっても残念です。
次回は、場所を移り、大賀蓮のことについて書こうと思っています。