古代蓮の里 ~大好き行田市~1
7月3日、1泊2日で埼玉県行田市の古代蓮の里へ蓮を見に行きました。
行田市古代蓮は昭和46年の焼却場建設の工事で、
ヤンマーで土を掘り返す際、1400~3000年前の古代蓮が
偶然掘り返され、掘削によってできた場所に水が溜まって池となり、
自然発芽で次から次へと開花したそうです。
非常に珍しい例だそうです。
地元のうどん屋さん(元行田市議会議員、元労動組合員の方)のお話によると、
開花後、蓮の権威者・大賀博士に鑑定を依頼したそうです。
そして、行田市の蓮は、大賀氏の所有する蓮より古いことが発覚。
竹下 登が内閣総理大臣の頃、「ふるさとという所謂、「ふるさと創生1億円」の政策があり、対象となった約3900の村に
一律1億円支給されたのですが、
行田市は、1億円のうち7000万円を蓮の調査資金として、つぎ込んだのです。
10年かけて整備した結果、46億円をこの蓮に投資しているそうです。
そんな蓮を見てきたわけです。
実は、出発時には、古代蓮以外には、古墳と温泉があることしか知りませんでした。
古墳や温泉などの場所や行き方など調べませんでした
駅から離れた場所にある“古代蓮の里”へは行田駅からシャトルバスが
平日7:50、土日7:20から運行しているのですが、
蓮を見るのには少々遅いのです。
それで、宿泊に至ったわけです。
駅到着後、シャトルバスは平日7:20に出発すると勘違いしていた私は、
50分も早い7時に着き、「もっと寝られたのに」と1時間しか寝ていなかったので
少し後悔をしましたが、駅を出たところに、
『行田市観光案内所』なるものが設置され、そこが朝早くに開いていたのです。
ラッキーとばかり、ここで、予定を大まかに立てることにしました。
そこの2人の女性と仲良くお話をさせていただき、
自転車をレンタルできることなど朗報がありました。
利根川の大堰があることも知り、訪れたいと思いましたが、
バスも電車も通っていないので、断念しました。
蓮ばかり撮影している素人の方が写真をくださったそうで、
「せっかく来たんだから。一枚持っていってください」と
4,5枚のうちの1枚を選らばせてくださいました。
まだ誰にもあげていなかったそうです。
一泊二日で、地元の方々にいただいたものを載せます。
観光案内所でいただいたのは、右下の一枚です。
幻想的で美しく、感動しました。
右上は、蓮の里で写真を撮っている方とお話をし、車まで戻って写真を
持ってきてくださって、
「せっかくだから持っていって。遠慮しないで全部持っていって」
とご自身が古代蓮の里で撮影した蓮の写真をいただきました。
去年、古代蓮の里の写真コンクールで佳作を受賞しているそうです。
今回応募した作品まで頂いてしまいました。
鮮明なお写真で、どんな拘りを持って撮影したのか伺いました。
その他も非売品で、手打ちうどん屋さんでいただきました。
物々交換をしているわけではないですが、私が人からよく物を貰ってくるので、
母には“わらしべ長者”と言われています・・・。
今日は、写真の整理の関係で、蓮以外のものを載せます。
古代蓮の里には、蓮以外にも花が咲いていました。
黄色の百合も綺麗で、アップで撮影することにしました。
すると、デジカメの画面を見ると百合の中に緑色のものが見えました。
ズームすると・・・。
アマガエル!!!
百合がアマガエル君のお家になっていました。
虫もお休み中です。
虫はいなくなり、アマガエル君は、どんどん前に出てきます。
ピョン。
私が邪魔をしてしまったようで、お家からいなくなってしまいました・・・。
アマガエルが大好きだった幼い頃の記憶が蘇ります。
ミズカンナ。
ミズカンナは、
北アメリカや熱帯性部アフリカ原産の湿地に生える多年草。高さ2m程度。
と表記されていました。
こちらは、アサザ。
「浅々菜」が転じてアサザになり、ジュンサイと同様に
さて、
次回から、蓮の更新になります。
現地で勉強したことを交え、載せていこうと思います。
更新数が今までで一番多くなること必至・・・
行田市にお住まいの方々の優しさや蘇った古の蓮の美しさに魅了され、
私は行田市が大好きになりました。
素晴らしい行田市について、少しでも伝わればと思います。