コレに喜んでくれた友達。
私の母は、私が物心つく前から、私に手作りのものをよくくれました。
私が知らないところで作って、驚かせてくれるのです。
つい先日も、ジェニーちゃんの服が沢山出てきました
大人になった今見ても細かくもしっかりとした作りで見惚れます
手作りだからこそ、伝わるものがあって、
今でも心の片隅にあったそのときの記憶や想いが蘇ります。
一生私の中に居座り続ける温かい気持ち・・・
そんな私も、人に作ったものをプレゼントするのが好きです。
貰った人は迷惑なのかもしれませんが。
パソコン内の写真の整理をしていたら、懐かしいものが出てきました。
10年近く前のものでしょうか。
大切な友達にプレゼントするものをコピーしてそれをカメラに収めたものです。
クリックで拡大します
フラッシュで反射してしまっていますね・・・。
写してませんが、下にドライリーフなどで文字を描きました
グリーティングカードなので、そんなに大きくはないです。
当時は、特にお小遣いを貰っていなかったので、お金がなかったということもあるのですが、
その友達は手作りとは無縁の家庭だったので、
どうしてもその友達の誕生日に何か作ってプレゼントしたかったのです
子供らしからぬ色彩感覚が認められて、5歳位から絵を少し習っていたのですが、
世間というものを知るにつれて、一般的な色彩感覚になり、直ぐにダメになってしまいました。
そういうこともあって、絵を描くのは得意ではないのです。
とはいえ、誕生日カードがどうしても作りたくて・・・
図書館にあった本からピンときたものを真似して、水性ペンで細かく描き込みました
上の写真はコンビニのモノクロコピーでしたものなので、立体感が分らないと思いますが、
リンゴや周りの羽、木、白雪姫は全てボール紙のようなものに貼って
凹凸をつけ、コラージュのように貼り付けてます。
垂れ下がる線も、裁縫箱にあった糸を使いました。
カードの中に、ハッピーバースデイの曲がかかるように仕掛けを作り、
ボタンを押すと曲が流れます
喜んでほしくて、一生懸命つくりました。
そして、喜んでくれた友達の顔は、時が止まったかのように
今でも鮮明に覚えていて、忘れられません。
まだこれ持っていてくれているかな。
一生懸命作ったものが、無残な状態になっているのは悲しいことです。
思えば、小さいころから、ず~っと何かを作ることが好きなのです。
なんであのままずっと何かを作らなかったのだろうと思うのですが、
今こうやって粘土を作っていることが私の喜びです