ミケランジェロ@フィレンツェ 1
昨日、彫刻について少し触れたので、ミケランジェロについて書きます。
今日は、フィレンツェにあるミケランジェロの作品編で、
3、4回に分けて書きます。
写真は旅で6,000枚程撮っているので、
掲載するものを絞るのは容易ではありません。
建物や美術品は細部までクローズアップして撮っていますが、
今回は、全体を撮ったものを選びます。
ミケランジェロの作品に移る前に、
まずは、フィレンツェの街並からかなり大雑把に。。。
フィレンツェの色は、ヴァーミリオンの瓦の朱色。
クリックで拡大できます。
クーポラの463段の階段を上がった先に見える朱色に染まった絶景。
クーポラどころか、上れるところは片っ端から上りました。
寒色の空と暖色の街並のコントラストが美しかったです
ミケランジェロ広場から見るフィレンツェの街並も目に焼き付いてます
真下の写真の巨大なクーポラは、着工から完成まで170年かかってます
怒りと恐怖、憎しみに満ちた凶暴さがうかがえるシニョリーア広場。

(午後)
その他、ドナテッロのレプリカ、『ユディトとホロフェルネス』、
『コジモ一世騎馬像』、『ネプトゥヌス』など・・・
この広場では、”Millemiglia"というイベントが開催されていて、
他の都市でもよく見かけました。

こちらダヴィデとヘラクレス。
ミケランジェロの
ダヴィデ像が称賛されると、政府は対なるヘラクレスを
依頼しますが、政府とメディチ家の抗争で、
作者は結局はバンディネッリになってしまいます。
バンディネリがミケランジェロに負けじと作ったのが顕著に表れている作品です。
ダヴィデの隣に置かれて気の毒に見えました
本物のダヴィデは、アカデミア美術館にあります。
私がかなり小さく見えますね。
レプリカと言えど、大理石です。
レプリカは、ミケランジェロ広場にも!
こちらもシニョリーア広場にあるパラッツォ・ベッキオ(政庁館)。
ピエトラ・フォルテ(ピエトラ=石、フォルテ=強い)の石の量感、
強固さをヒシヒシと感じる建築物です。
ジョット、ブルネレスキ、ピサーノのことにも触れたいのですが、割愛します。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。
大理石を外壁に使うのは教会のみですが、
この教会に使った大理石は一体どれほどのものなのでしょう
白とピンク、緑のドリコロールが美しいです
聖堂の中や、他の建物のことなども書いていきたいですが、
それは他にブログを設けて書こうと思います
大まか過ぎますが、キリがないので次から、彫刻に触れます