イタリア
旅行記にするつもりはないですが・・・
実は、例のアイビーがちゃっちいようでやはり気に食わなく、
白いバラの詰め合わせを作ったときのアイビーの種類の方にしようかと・・・。
なので今日は、小出しにしている花瓶をテーマにします。
そのガラスの小瓶らは前にも書きましたが、イタリアのムラーノ島で購入したもので、
思い出深いものです。
イタリアは、
ローマ→フィレンツェ(シエナ→サンジミニャーノ含む)→
ヴェネツィア(リド島→ムラーノ島→ブラーノ島→ピサ→ルッカ含む)→
ミラノ→シチリア島パレルモ(モンレアーレ→シラクーサ→チェファル含む)→
ナポリ(ポンペイ→カプリ島→サレルノ→アマルフィ海岸→ソレント含む)→
バーリ(アルベロベッロ→マテーラ含む)→ローマ
こんな感じで去年に31日間かけて周りました。
ダヴィンチの”最後の晩餐”の関係上、こんな周り方になってしまい、
国内便なども利用しました。
ムラーノ島は、ヴェネツィア本島の北東にあります。
大量に写真を撮りすぎているので、あまり載せられませんが、
ヴェネツィアっていうとこういうイメージ下記の写真のようなイメージ。
あと、ゴンドラ。
撮影のためか、ドレスを着た花嫁が乗っているのをよく見ました。
でも、このゴンドラって乗る人、少ないです、ほら。
休憩中?
値切れば一人4千円にはなります。
話が逸れてきましたので、ムラーノの話に戻します・・・。
さて、ヴェネツイア本島から水上バスで
ムラーノ島に着くと目につくのがこのガラスのオブジェ。
ムラーノで、祖父にグラスを購入しようと思ってましたが、
セット売りのものが多く、また私の好みにあった品がありませんでした。
ムラーノで一番有名なガラスの工房の前を通ったら、呼び止められて
ガラスの制作光景を見せてもらいました。
ガラスを制作している人が「なんで入ってきてるんだ」と軽く怒ってきましたが、
連れていってくれたのは、社長のようで一瞥で直ぐに解決。
その社長と話したり店員と他愛もない話をしつつ、
「おじいちゃんにプレゼントするガラスを探してます」って要件を伝えると、
あれよあれよとガラスのコレクションルームのようなところに案内されました。
値引きもしてくれましたが、やはりイマイチでした・・・。
ガラスは赤が一番の高級品ですが、安っぽくみえます。
豪華絢爛色とりどりのものも多く、欲しいと思うようなものはなかなかないです。
あっても可坊に高くて、断念。
人柄の良い社長に悪いなぁと思いつつ、次!
次の店も広く大きく、私たちが日本人と分るや否や話しかけてきて
執拗な程に商品を勧めます。
どこ行っても、日本人=金持ちのイメージが強いです。
バスで考古学の教授と話したときは、一般人もハイテクなイメージとも言われました。
「さっきも色々見せてもらってたけど、なかなか気に入ったものがない」と店主に伝えると、
これはどうだこれはどうだと次から次へとコレクションルームに
豪華なシャンデリアの電気をドンドンつけながら案内します。
一体いくつの部屋があったのでしょう・・・。
10部屋近くあったと思います。
相当な値引きもしてくれましたし、ネームも掘ってくれるという提案もありましたが、
やはり1つ1つの値段が高く、気に入ったものは安いもので4万といった感じでした。
私達が買わないと分かっても陽気で人柄の良い方で、売り物ではないものも見せてくれました。
額が2桁違うんじゃないかっていうガラス細工もあって持たせてくれたりましたが、
友達と日本語で「あまりセンスよくないよね」と、さも「凄い!」と言ってる表情で話してました・・・
結局ここで購入したものは、祖母に動物の小さなガラス細工と、
自分に小さなガラスの花瓶とグラスです。
このとき、まだミニチュアを作るつもりではありませんでしたが、
何かの予感でしょうか・・・。
祖父には、後にヴェネツィアでムラーノ島産のグラスを購入しました。
私もミニチュアガラスを作りたいので、材料を揃えようと思います。
結構な費用がかかります・・・