全世界でベストセラーとなった小説『ザリガニの鳴くところ』。
映画化され、日本でも先週から公開されています!
ようやく観に行く時間がとれたので、少しだけ感想をシェアさせていただきますね。
ただ、いわゆる「ミステリー映画」なので、あまり詳しく書くと
「No spoilers !(ネタバレしないで!)」
と怒られそう。なので、ここではフライヤーにも書いてある情報にとどめます。
物語の舞台は、米国ノースカロライナ。
1969年に同州の湿地で青年の死体が発見されるところから始まります。
殺人の容疑がかけられたのは、町から離れた湿地帯に一人で暮らすカイヤ(Kya)。
6歳で家族に見捨てられた彼女は学校にも通えず、自然の叡智と恵みを糧に力強く生き抜きいていましたが、町の住人はそんな彼女をthe "Marsh Girl" (湿地の少女)と蔑んでいました。
裕福な町の青年が湿地帯で亡くなったことで、カイヤを殺人犯と決めつける人びと。
そして、カイヤに対する刑事裁判を行うために、法廷が開かれ・・・
犯人については最後までどうなるか分からず、私もドキドキしながら観てました~。
まさに、「Who's done it(誰が殺ったんだ?)」
ちなみに、「ミステリー映画」は別名「whodunit movie(イギリス英語ならfilm)」と呼ばれます。
「Who's done it」という常套句が短縮され、名詞的に使われていて面白い表現。
プロデューサーはアメリカ人女優のリース・ウィザースプーン。『Legally Blonde(キューティ・ブロンド)』や『Walk the line (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)』で有名ですね。私も大好きな女優さんです。
また、この映画のためにテイラー・スウィフトがオリジナル曲『キャロライナ(Carolina)』を提供。YouTubeでも聞くことができますよ♪
制作チームの多くも女性だったそうで、カイヤが暮らす湿地帯の自然や動植物の映像が本当に美しくて、凄惨な描写もある中で癒されました。
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