4月10日から3泊4日で旅をした北陸旅行記を綴っています。
何もかも完璧だった「喜乃屋」
金沢での夕食の時間となりました。1ヶ月前から予約をいれていたお店へ。
今回お邪魔したのは喜乃屋さん。
結論から言っちゃいますが、今回の旅で一番美味しくて感動したお店です。リピ確定。
メニュー。
ここのお店は6日前に予約連絡メールが来ます。
混雑時、提供が遅れるので事前オーダーをオススメされましたが特に急いでないので当日決めることにしました。
メニューを事前に頂けたので、画像を見ながら主人と「何を食べよう」と会話するのも楽しかった。
気になるものばかり。
おでん。
まずはビール。
実はこれ一杯無料なんですHot Pepperグルメのクーポン(これは5月のだけど)。
予約時にこのクーポンを使用したい旨を伝えました。
すごいのは、当日何も言わずとも店員さんから
「クーポンはどれにしますか」
と訊いてくださったこと。
忘れちゃうこともあるし、恥ずかしい場面もあるので、お店から確認してくださるなんて、素晴らしいおもてなし。
お通しは車麩のおでんでした。
これは注文しようと思ってたメニューです。
お通しって食べたくないものもあるじゃないですか枝豆3つに350円くらい取られたり、、、。嬉しいお通しで喜乃屋さんは分かってらっしゃるなって思いました。出汁しみしみで美味しかったです。
金時草酢物。
金時草は加賀野菜で、香味野菜的な風味があります。
この後、スーパーで実物を見ました。
ツルムラサキっぽいお野菜。個人的には結構好き。主人も美味しいと言ってました。
合鴨治部煮
金沢の郷土料理。出汁、みりん、醤油がベースの煮物です。
わさびがのっかってるのが特徴的。
私は鴨が得意ではないんだけど、これは食べとかないといけないヤツと思いオーダー。独特の臭みもなく美味しく頂けました。家でも今度作ってみたい。
ここで「のどぐろ」入りました〜
2,500円と高いので、主人が中々首を縦にふってくれなかったのですが、金沢まで来てのどぐろ食べないなんて、、、としつこくプレゼンしていたら、やっとOK出ました。
わがままを言って半分は炙ってもらう。
1皿で2度美味しい。
ああ。
もう
のどぐろ最高。
脂たっぷりでとろけるし、甘いし、深みがある。やっぱり魚界で一番好きだ。
前回金沢に来た時より、更に高級魚になってましたが、それでもやっぱりこの地で食べなきゃなと思いました。
主人は値段云々ではなく「金沢の人はのどぐろ食べない」という都市伝説?を聞いて、逆にのどぐろを食べることがダサいと思ってたそう。
最後に「食べて良かった。」と言ってて一安心。
金沢おでん。
大根とちくわ、それと角天。
本当は赤巻を食べてみたかったのですが、どうやら店主が仕込み忘れたようなので、代わりにちくわにしました。
角天は練り物ですが関東にはありませんね。さつま揚げっぽいけど、もっとほわほわしてる感じ。金沢おでんは出汁メインなので品がある。美味しかったです。
生たこ天ぷら
間違いない味。永遠に食べていられるわ。
最後は牛すじ煮込み
すきやき風というだけあってかなり甘め。
牛すじがプルプルで結構たくさん入っててお腹いっぱいになりました。ライスと一緒に食べたら完璧だったと思う。
そしてここでお会計にしました。のどくろ行ったので15,000円くらいかなと思っていたら、
8,520円安すぎる。
このクオリティで1万円を余裕できってたので大満足でした。
どれもこれも美味しいし、メニューの幅が広いので色んな味を楽しめました。カウンター席でも料理人と程よく距離があり落ち着くし、サービスもきちんとしてる。このお店だけで金沢を充分堪能した気分になりました。
ってか単純にのどぐろに感動して盲目になってるだけかもしれませんが、それでも美味しかったのは間違いないです。この感想を忘れないように記録しておきます。
またきっと行きます。ごちそうさまでした。