この間の日曜日のこと。


私は”人生初めて”を経験してしまった。

表題にもあるように心霊体験をしたのだ。


全くホラー要素はないのですが、これはちょっとブログに残しておこうと思って。


ランチを食べ終わり、夫婦がそれぞれのソファでまったりとしてた。


15時くらいから旦那が録画してた番組を観るというのが休みのお決まりのパターン。


私はうとうとしてしまい、2時間ぐらい経ってようやく目が覚めた。旦那が妖怪シェアハウスを見ていた時で、体を起こさなきゃと繰り返し思っていた。


ところが身体が全く動かない。ドラマの音声はクリアに聞こえてるのに動かない。動かせない。


その時、横になってる私の頭の右上から細くて白い手がすーーっとゆっくり伸びてきて、その腕が私の右頬にピタっとついた。旦那は手の届かないところにいたので彼ではないのは確かである。


腕は透明に近く年齢や性別も良く分からず、この世のものじゃないことは分かった。でもその腕がめちゃくちゃあったかい。あったかくて心地良い。だから全然怖くなかった。


誰だろう。

このままあの世に連れていかれるのかな。それも悪くないなと思って、とっさに「そっちに連れてって」と叫んでみた。返事はない。


「ねぇ。誰?そっちに連れてってよ!」


何度もお願いしてみたが、ゆっくりゆっくり消えてしまった。


そこから多分1分ほど身体は固まってたと思う。金縛りってやつ?


寝ぼけてたんだろうけど、あの手の感触は今でもはっきり覚えてるし、ちゃんと自分で考えることができたから夢じゃなかったんだよなぁ。


あとで旦那に話すと「妖怪シェアハウス見てたからじゃない?」とか「同じマンションの誰かが死んだんじゃない?」とか全然相手にしてない。


ちなみに私は寝言も言わず、静かに眠ってたそうだ。叫んだつもりだったけど。


スピリチュアルとか霊感とか女の割には興味がない方だ。同じ部署の女子が全員占い師に大金つぎ込んでた時も私は1人冷めた目で見ていたし。(7色に光る水晶を5万で買ったという同僚の話は彼女が居ないところで大爆笑してしまった)


でも自分で経験してしまうと完全に否定できなくなるよね。


お母さんかなぁとか色々考えてみたけどピンとこない。こんなに優しく包み込んでくれる誰か。あったかい誰か。


とにかく知りたい、誰だったかってことを。