パースでは家庭のゴミ収集は下記の、bin(ビン)と呼ぶ3つのゴミ箱に分けて行います。

 

緑ビン: 庭木の剪定などで出るゴミ

黄ビン: 紙やガラスなどリサイクルできるゴミ

赤ビン: 生ゴミなどの一般の家庭ゴミ

我が家の地区では、赤ビンは週一で緑ビンと黄ビンは2週に一度の割で収集されます。

 

ビンは、家の前の路肩に出しておくと、大型のゴミ収集車が来て下記写真のようにアームを伸ばしてゴミをトラックの中に取り込みます。運転手は外に出ることなく、車内で操作するのです。

道路が広いオーストラリアならではのシステムで、道路が狭い日本では到底無理ですね。

 

(写真は緑ビンの中のゴミを取り込み、空になったビンを路肩に戻しているところ)

 

ビンはちゃんとフタを閉めた状態で出す必要があります。というのは、アームでビンを取り込む時にフタが開いていると途中で、中のゴミが散乱する可能性があるからです。

 

 

これは先日近所で見た、フタが開いている緑ビンの様子です。

 

 

おそらく、気楽なオージーが何も考えずにビンを出したのでしょうが、こんなフタが開いたビンは(特に緑ビンと黄ビン)たまに見かけます。

 

もしも、このシステムが日本で行われたとしたら、こんな事はまず起こらないでしょうね。

 

というのは、他人の目を気にする日本ではこうなるのではないでしょうか。

 

個人主義のオーストラリアでは、もしも誰かがフタ開きビンを注意すると・・・・

 

 

 

Mind your own business (余計なお世話だ)という返事が返ってきそうですね。

ちなみに”余計なお世話だ”というのは It's none of your business とも言えます。

 

 

 

「人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ」   夏目漱石

 

 

お気づきとは思いますが、このマンガは先日、川柳マンガで使ったものです。

 

一つのマンガを川柳マンガと格言マンガの二つに使用したわけで、グリコの宣伝に便乗させていただきました。

 

 

 

「私は女性が愚か者であることを否定はいたしませんが、全能の神は男性につり合うように女性を造られたのです」

ジョージ・エリオット(1819-1880) イギリスの作家