友人にロンドン生まれでパースに長年住んでいる人がいるのですが、先日会った時に”日・豪・英”の3カ国のビール文化が話題になりました。
友人によるとロンドンを始めイギリスにはパブがそれぞれの地区にあり、ビールを飲む場所として、そしてそこの住民の社交の場として定着しているとのことです。それらのパブは " local (地元)" として根強い顧客を持っており、客はそこで飲ますビールが一番美味しいと思っているようです。
真夏には気温が40度近くになることも珍しくない”暑いパース”ではパブで飲むビールは生活必需品ともいえます。ただ、最近はビールの価格が上がり、先日近くのパブで中瓶クラスの生ビールを飲んだのですが、その価格が日本円に換算して1200円ほどしてびっくりしました。そこで、私はもっぱら家で自家醸造のビールを飲むことにしています。
実は、昨日から自家醸造のビールを作っています。約11リッットルの容器にモルト、砂糖とイーストを入れて作るのですが、4〜5日の発酵を終えて小瓶に入れ2〜3週間熟成さすと飲めるようになります。11リットルで約30本の小瓶ビールが取れます。市販のビールに比べると味は落ちるのですが、喉のかわきをいやすには十分の味です。コストは一本あたり65円くらいで市販の小瓶だと200円はするので、ずいぶんと安上がりです。
日本では食事の際の乾杯はビールが定番で、それなしでは食事会は始まらないようですね。それだけビール文化は社会に深く定着しているということでしょう。