パースでは春になると多くの鳥がひなを生み子育てをします。
この MAGPIE(マグパイ)という鳥もこの時期に子育てをするのですが、母性本能を発揮して巣の近くを通る人を襲撃することで有名です。
これは近くの公園に設置された「ここでマグパイの襲撃が報告されたので注意をするように」という警告の掲示です。ここではマグパイの巣があると思われる木の周りには近づけないように、テープで封鎖もされています。
何しろこんな風に襲撃されるのですから危険なのです。
この女の子は、顔をくちばしで突かれてしまいました。
ところで、この鳥はwillie wagtailというパースのどこにでもいる、日本のスズメくらいの大きさの小鳥です。この鳥は自分の領域に入ってくる鳥に対しては、それがカラスのような大きな鳥であろうとも勇敢に立ち向かいます。
私は、カラスがこんな風にやり込められて、ほうほうの体で逃げて行く光景を何度も目にしたことがありますが、これも母性本能のなせる技だと思います。
まさに”母は強し”ということでしょうが、、、
母性本能もここまでくるといただけませんね。