今日(1月26日)は豪州の建国記念日で祝日です。今から230年前の1788年1月26日に、イギリスからの流民と移住者を乗せた最初の船団がシドニー湾に上陸したのを記念する日です。
国旗を掲げて走る車をよく見るのもこの日の特徴です。多くの都市で花火を打ち上げて祝います。でも最近はこの行事に反対する意見を耳にします。
というのは、この1788年の1月26日は先住民のアボリジニにとっては、国を侵略された屈辱の日であるわけで、とても祝う気持ちにはなれない、ということなのでしょう。今ではアボリジニの人口は約3%と少数派なので、この建国記念日の変更は少数派の意見としてみなされ、大きな影響力は今のところないようです。
パースは夏本番となり、日中の温度は毎日30度を越しています。シドニーではこのまえ気温が47度を越した日がありましたが、パースでは今年はまだ40度の気温を経験しておらず、穏やかな夏を迎えています。
それでも、日中の日差しは厳しく、散歩をする時はこうなるのです。
ちなみに、この写真は近くの公園で撮影したのですが、日中ここを通る時は陰をつたわって行くことになります。