先日、久しぶりにパース市内に用があり出向きました。その時に商業ビルのエレベーターに乗った時のことです。

ドアが閉まる時に人がそのエレベーターに駆け寄る気配がしたので、ドアの近くにいた私がドアが閉まるのを止めて、ドアを開けてあげました。

 

 

 

その時エレベーターに入ってきた人の態度が私にとって不自然だったのです。私のこれまでの経験では、こんな場合はサンキューと言うか、笑顔で感謝の意を示すのが普通ですが、この中年のビジネスマンらしい人は何も言わず、さも当然のような態度で入ってきたのです。

実はこれと同じような体験を用事をすませ、同じエレベーターで降りる時も経験しました。

 

私がパースに初めて来た約30年前の1988年頃のパースの人口は約100万人でパースは田舎という雰囲気でしたが、今や人口が約160万人と大都会になりつつあります。大都会となり、人々の態度もせちがらくなってきたのかもしれないことを、このエレベーターでの事柄で感じました。

 

 

子供のころは誰でもこんな経験をしたことでしょう。

そこで、私もこの礼儀をしらないビジネスマンにひとこと言ってやりたい気持ちになったのですが、、、

 

 

 

 

こうなることがおちなので思いとどまった次第です。

こんな人は少ないとは思いますが、大都会となりつつあるパース(特にパースの市内)は競争社会の殺伐とした町になりつつあるのかもしれませんね。