これは近所の公立図書館内の様子で、中には書籍、CDやDVD、新聞や雑誌などがあります。歩いて10分くらいの所にあるので、散歩の途中などによく寄ります。オーストラリアは図書館の数が多く、我が家から4kmほどの距離内に3つもあり、少なくとも私の実家がある広島市よりも数が多いようです。

この近所の図書館の入り口には、




"Medicine for the soul" と書いてあります。「心(魂)の薬」という意味でしょうか。つまりこの図書館は”心の薬”を提供しますよということです。









図書館員は必要な資料を探す時などには親切に助言をしてくれますから、頼めばこんなサービスもしてくれるかもしれません。

この図書館では最新の雑誌以外はどれでも3週間借りることができるのですが、その手続きは図書館員の手を煩わせることなく、全て自動(セルフサービス)なのです。





本やCDなど、借りる人自身が全てこの機械を通して手続きをします。オーストラリアは人件費が高いので、経費削減のための措置でしょう。

また、この図書館では図書館の本を売るのです。



図書館内にラウンジのような部屋があり、そこに3つの本棚が設置されて販売する本が陳列されています。



値段はハードカバーの本が1ドル(約80円)、ペーパーバッグが50セント(約40円)、雑誌が20セント(約16円)、CD・DVDが50セント(約40円)と格安です。




ですから、こんな人もいるかもしれません。でも、ここで売られる本は人々があまり借りない本だと思うので、古本屋ではあまり売れないでしょうね。