日本に帰省した時に、日本の新聞を読むことは楽しみの一つです。
ただ、最近の日本の新聞に物足りない点が一つあります。それは、以前はよく見かけた政治漫画がほとんどゼロだということです。




これは数日前のパースの新聞の漫画の部分(一日分)を集めたものです。
左側のが政治漫画で2枚あり、オーストラリア首相と西豪州の知事を皮肉った漫画です。右側のは5種類のコマ漫画で、これは日常生活を話題にした漫画で政治色はありません。

こんな風に政治漫画は、ほぼ毎日2~3枚は新聞に掲載され、”政治家”や”時の人”を槍玉にあげています。漫画で皮肉られた当人は”たかが漫画”とあまり気にしないようです。特に政治家は、漫画に描いてもらってなんぼの世界で、漫画に描かれて初めて注目に値する政治家と認められる感じです。それに表現の自由は認めざるを得ないのでしょう。

そこで、日本で政治漫画がほぼ消滅した理由を考えてみました。











漫画大国の日本で政治漫画が紙面に現れない理由はこんなところにあるのではないでしょうか。

ですから、





こんな漫画を発表したら、たかが漫画でも苦情が殺到することでしょうね。