英国のチャールズ皇太子ご夫妻は今週一週間の予定でオーストラリアを訪問されています。パースには昨日から滞在されています。

オーストラリアの新聞にはいわゆる政治漫画と言われる、社会の諸現象をひにくった漫画が掲載されるのですが、英国皇室も遠慮なく対象にされます。




この漫画は先月 ”皇室のパース訪問:パースで何をするか?” という題でパースの新聞に掲載されたものです。以下簡単な日本語訳です。
1 エリザベスキー(現在開発中の市内にある波止場で、まだ開発した土地が完売されていない)
チャールズ: 「ここはなんだか荒涼としてさびしいなー」
カメラ: 「まるで、あなたがキングになる可能性みたいね、ヒーヒーヒー」

2 ロットネス島 (パースの海岸から25km沖にある観光地の島)
チャールズ:「これがこの島での習慣だそうだよ」
(自転車で海に落ちるのが習慣なのでしょうか?、私は行ったことがないので知りません)

3 スワンボーン(パース近郊にあるヌーディストビーチ)
チャールズ:「バービー人形のような若くて綺麗な女の子を見ながらリラックスする場所だね」

4 キングスパーク(パース市内にある森林公園)
チャールズ:「いつかこれが全部僕のものになるんだよ」
(チャールズがキングになったらのことでしょう)

本国のイギリスでも皇室を対象にした漫画は大量に描かれていることでしょう。これは日本と比べると大きな違いがあります。日本では皇室に関してはめったな事は書いたり言ったりできない感じですね。






これは漫画家、横山隆一氏が描いた昭和天皇ご一家のクリスマスの様子ですが、皇室を描いた数少ない漫画の一つではないでしょうか。




昭和天皇の漫画を描きましたが、実はこの昭和天皇とお付きの「阿蘇山です」「あっそう」という会話は本当にあった、ということを何かで読んだ記憶があります。「あっそう」というのは昭和天皇の口ぐせだったことを利用しての漫画でした。

チャールズご夫妻は今日はコテスロービーチというパース郊外のビーチでバーベキューパーティーだそうです。実は、今日はチャールズ皇太子の誕生日なので、バースデーパーティーも兼ねているのでしょう。



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ちなみに、これは今日(11月4日)パースの新聞に掲載された漫画です。
共和制を推進する人がチャールズとカメラ夫人に殺到している人々に踏みにじられている様子です。

オーストアリアは独立主権国家ですが、イギリスのエリザベス女王を国家元首としているのです。その制度に不満を持っている、いわゆる共和制推進派は国民の約半数いるのですが、英国皇室の人がオーストラリアを訪問すると、ファンが大勢とりまくのはいつものことなのです。