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これは今日のパースの新聞の第一面で、数日前から豪州(首都のキャンベラと西豪州)を訪問中の安倍首相を歓迎している記事の一部です。こちらでは友達や知人、たまには赤の他人でも G'day mate(元気かい、兄弟!)という感じできやすく挨拶をしますが、この紙面では”mate”(仲間、友達)を漢字で”友達”と書いているのです。西豪州のパースに住んで26年になりますが、こんな感じで日本語の漢字表現を新聞紙面で見るのは初めてです。それだけ、安倍首相の豪州訪問を歓迎しているということでしょう。


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おそらく、豪州の首相であるトニー・アボット氏ともトニー、シンゾーとファーストネームで呼びあう親密な関係だと思います。


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初日にキャンベラの国会議事堂で英語のスピーチをして大変受けが良かったのですが、クジラの調査捕鯨にまだ意欲がある、ということも滞在中に発言し、これはメディアから非難されていました。トニー豪州首相としては経済関係は交渉の余地があるが、事クジラに関しては国民の反対の強さを考えるとほとんど妥協の余地は無いはずです。

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おそらく、トニー首相の本音はこんな感じでしょうね。

ところで、下の2枚の写真はパースの新聞に載ったものですが、どこかおかしいところに気がつきませんか?

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そうです、字が小さくて少し読みにくいのですが、写真下側に書かれている説明文に間違いがあるのです。首相夫人の名前が最初の写真のは、旧姓のマツザキとなっているのです。最初の記事は一昨日ので次のは今日の新聞記事ですが、新聞社は間違いを発見し今日のはアベと訂正したのでしょう。一国の首相夫人の名前を間違えるとは、パースの新聞はそれだけのんびりしているということでしょうか。

ちなみに2枚目の首相夫人の記事は、西豪州産の小麦粉から出来るうどんを試食している様子を紹介しています。
実は、日本の讃岐うどんの原料の半分以上は西豪州産なんですよ。