少し前ですが、パース市内のTranns perthという電車、バス運営会社が、車内のマナー向上を目指してこんな小冊子を作りました。

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この "HOOT" というのはフートと発音するのですが、”ブー”という感じで、ある行動を批判する意味があります。

小冊子の内容は、例えば:


こんな感じです。これは席をゆずってくれない人に妊婦がわざと水をかけて席を立たせるという少しせこい漫画です。

この小冊子が出た頃、地元の新聞に寄せられた読者投稿欄にこの小冊子の事が書いてありましたが、その人は”こんな小冊子を作ってもあまり意味が無い、マナーは親がちゃんと教えるべきだ”という意見とともに、日本人のマナーの良さをこんな例を挙げて書いていました。
* 日本人は電車、バスの中ではお年寄りは妊婦に誰でも席を譲る
* 電車に乗るのにちゃんと列を作って秩序がある

おそらくこの人は日本を旅行し、日本人のこのような行動を見て感心したのでしょう。

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幸いな事に、この人は日本で立ちションの現場には立ち会わなかったでしょうね。