友達からプロテニス試合の招待券をいただいたので、昨日(12月29日土)観戦してきました。場所はPerth Arenaという先月完成した(完成は数年の遅れですが)パースのど真ん中にある建物です。
この試合は Hopman cup(ホフマン・カップ)と呼ばれ、今年で25周年を迎えます。我々がオーストラリアに来た年に始まったのです。8カ国の男女二人がチームを組んで試合をするのですが、今年はセルビアから男子No1のジョコビッチと美人のアナ・イバノビッチや米国のビーナス・ウィリアムズが出場するとあって注目度が高くなっています。
実は、会館入場にあたって少し問題がありました。それはこのPerth Arenaには”未開封の水のボトル”以外の食べ物は持ち込み禁止という規則があるのですが、多くの人はそれを知らずに、サンドイッチや飲み物をバッグに入れて持参しているからです。なにしろ試合は朝の10時から午後5時ころまである長丁場ですから、軽食と飲み物を持参するのは理解できますし、これまで過去24回行われていた会場ではそれが許されていたのですからなおさらです。
会場内にある売店での販売を促進し、利益を上げるという方針でしょうが、事前に説明が無かったのは不手際でした。
私たちもお茶を水筒にいれ、リンゴや軽食を用意していたのですが、全て会場入り口に設置してあるゴミ箱(BIN)に廃棄させられました。
でも会場内のあちこちで、あきらかに持ち込みとわかる食品を食べている人がいたので、こっそり持ち込む人はいたようです。
当日の試合は南アとスペインの選手で、男女のシングルと混合の試合の全3試合あり、終了したのが午後5時ですから、全部で約7時間会場にいたことになります。
試合はどれも熱戦で楽しむことができたました。でも、昨日のパースの最高気温は41度と高かったのですが、屋内競技場の内部は冷房がききすぎて肌寒かったのです。真夏のパースにて、テニスの熱戦をふるえながら観たわけです。
ただ、肌寒いと思っているのは、周りを見回すと私たち夫婦と切符をくれた友人の日本人4人組みだけのようでした。ほとんどのオーストラリア人は脂肪質を体内にたっぷりと持っているようで、所詮我々(貧相な日本人)とは寒さに対する抵抗力が違うようです。