オーストラリアに渡ってくる難民(ボートピープル)はアフガニスタンなどの中東からの人が最近増えているようですが、彼らの多くはインドネシアからインド洋にあるクリスマス島にやってきます。でもこれはビザなしでの渡航ですから不法行為であり、使用される船がボロ船なので非常に危険なのです。途中で座礁したり沈没して死亡する人々も多くいるのです。
政府は最近急増しているこのボートピープルの数をなんとか減らそうとしているのですが、今のところ良い手段はないようです。
この危険な船旅を安全にするために、船の運航に問題がない場合でもオーストラリアの海上警備隊に連絡をしてクリスマス島までのえい航を依頼する、というケースがあるのです。
オーストラリア人がお人よしというか、ボートピープルがずうずうしいというのでしょうか。もっともボートピープルにしてみれば、それだけ必死だということでしょう。