西豪州の今週末は、月曜日がWestern Australia Day という州の建国記念日（というか建州記念日でしょうか）で３連休となります。州が州の建国記念日を祝うのですから、いかに州の独立性が強いかが分かります。
今から１８３年前の１８２９年６月１日に西豪州への入植が始まったわけです。シドニーに最初の移民船が来た、オーストラリア国の建国記念日である
１７８８年１月２６日から約４０年後です。
それまで５万年の間、季節に応じて食糧を求めて移動しながら生活をするという、原始的でのんびりした暮らしをしていた原住民のアボリジニとっては黒船到来のようなものでしょうか。
１８２９年時にビールがあったかどうかは知りませんが、ぶどう酒はあったでしょうね。アボリジニーはアルコール文化を持っていなかったので、最初にアルコールを飲んだ時は違和感があったでしょう。
でも悲しいことに、現在はそのアルコールが大好きになった多くのアボリジニーの生活が破たんしているようです。