約1週間前にオーストラリア近海にいた日本の調査捕鯨船団の船に乗り込んだ、捕鯨反対活動者の3人組のニュースは日本でも大きく報道されたようですね。この3人組はオーストラリア人で、船に乗り込み拘束された後はハンガーストライキをして日本の捕鯨活動に抗議する、と言っていました。


豪州と日本政府の調停で、昨日13日に3人の身柄はオーストラリアに引き渡されました。オーストラリアの今日(14日)の新聞記事によると、彼ら活動家の捕鯨反対という考えは理解できるが行動が過激すぎるのではという論調でした。今回の引き渡しには船の調達などで約5000ドル(40万円)の費用が豪州政府に発生しており、貴重な税金をこのようなことに使うのは無駄ではないか、という意見もあるようです。


日本の調査捕鯨はまだ始まったばかりなので、これからの日本捕鯨船団と反対派の攻防にしばらく目が離せません。


ところで、あの3人組は約1週間日本の船に監禁されていたわけですが、はたしてハンガーストライキをしたのかどうかは報道されていないので知りませんが、こんな感じではないでしょうか。


オーストラリア・パース在住漫画家のブログ-57