一昨日、プリザーブド・ワイルドフラワーを日本に輸出している知合いに同行して、ワイルドフラワーが生育しているブッシュを訪問してきました。プリザーブド・ワイルドフラワーとは自然に生えているワイルドフラワーを採取し、ある種の液を吸わせて数年単位で保存・観賞できる、というものです。ドライフラワーとは違い、生花のようにしなやかで自然に近い状態で保存できるもので、日本では地道に愛好者が増えているとのことです。
ワイルドフラワーというのは背の低い草花もありますが、写真のように低木に咲いている花も多くあります。西豪州はワイルドフラワーの宝庫で、今年は雨が多かったので例年よりも作柄がいいとのことです。南半球の春である9月から10月にかけていろんな種類の花が咲き、多くの観光客が訪れます。
花の名前は知りませんが、きれいだったので撮影しました。
これは cat paw (猫の手) と呼ばれている花です。 kangaroo paw (カンガルーの手)というのは有名ですが、猫の手は初めて見ました。
広い栽培地を4輪駆動の車で移動している時にカンガルーが2匹ジャンプしながら走っているのを見かけました。中央部に小さく写っていますが分かりますか?
ちなみにこの栽培地の広さは1900ヘクタールということで、日本の単位でいくと約1900町、東京ドームが1460個入るというとてつもなく広いのです。