オーストラリアでは家を売る時は、Home open(ホーム・オープン) といって約1時間ほど家を見込み客に解放します。昨日はフリーマントルというパースの港町でもホーム・オープンを見学しました。

下のがその家のパンフレットですが、なんと築1920年代と約90年前に建てられたのです。この家は部屋の増築や台所の改装などがおこなわれていますが、オリジナルの家はほぼそのままで今でも立派に現役として使用できるのです。


外壁は煉瓦、屋根はトタン、床は木、高い天井と古さを感じさせる設計です。でもお値段は88万5千ドルと(日本円に換算すると約7500万円)非常に高いのです。


90年前に建てられた家が現役で使用され、かつ価格もこの付近のより新しい家の価格とほぼ同じ、というのが驚きです。やはり煉瓦でできた家は、日本のように木造建築とは基本的に耐久年数が違い価値も維持できるのでしょう。



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