(パース・マンガ日記)


今回の大震災はオーストラリアのテレビで連日大きく報道されていますが、オーストラリアのみではなく全世界が経緯を注視していると思います。


私を日本人と知っている近所の人と道で会うと、家族は大丈夫か、親戚が被災していないか、などと心配してくれます。実は、地震の事はブリスベンに住む知人からの電話で知ったのです。その人はテレビで報道されているのを見て、私の知り合いが災害に巻き込まれていないかを心配し電話をくれて、「何か自分にできることがあれば遠慮なく言ってくれ」とまで言いました。

ブリスベンでは今年に入って大きな水害があり、他の州や国から多くの援助を受けたので、自然災害の被害者に対しての同情心があるからでしょう。


世界のどこかで災害があると、オーストラリア人はすぐにテレビなどで義援金の募集をするのですが、今回の日本の災害ではまだ見聞きしていません。おそらく、オーストラリア人にとって日本は、大国で国民は”お金持ち”という意識があるためでしょうか。


これからの復興作業は厳しいものがあるでしょうが、被災者の奮起を期待したいものです。



オーストラリア・パース在住漫画家のブログ-750