Economist Intelligence Unit という世界規模の調査会社がおこなった、世界140都市の中での”住みやすい都市”という調査結果(トップ10都市)が昨日のパースの新聞に載っていました。
これによると、一位はカナダのバンクーバーでした。トップ10の内訳はカナダから2都市、オーストラリアの4都市、ヨーロッパの2都市とニュージーランドのオークランドとなっており、私の住むパースは8位でした。
調査項目は社会の安定性、医療制度、文化、環境、教育制度とインフラなどで、パースを始めオーストラリアの都市の順位が高いのは、医療と教育制度がしっかりしているためでしょう。
ただ具体的に、例えば私の故郷の広島市との差は何か、と問われれば広島を出てから長いという事情があるにしても、よくわからないというのが実情です。多くの人にとっては、”住めば都”でどこに住もうと住んでいる場所が一番いいのでしょうが、今回のような調査結果を知ることにより自分の住んでいる町にはまだ改善の余地がある、ということを確認できるだけでも意味があるのではないでしょうか。
パースに関しては、こちらに来た23年前は日本に比べて住みやすいと感じましたが、今は物価と住宅価格が高くなりそこまで住みやすいとは感じなくなった、というのが実感です。
(インターネットで調べたのですが、今回の調査での日本の都市では、大阪が12位で東京が18位と健闘しています)