2日前の日曜日(2月6日)午後にパース市内でブッシュファイアー(山火事)がありました。約70戸の家が全焼するという大きな被害が出ました。幸い死者はなく、ほとんどの家は火災保険を掛けているのである程度は保障されていますが、家が建つには1年半から2年かかり、その間の住まいとその費用、等々これから苦労は多いでしょう。またアルバムや記念品などのお金では買えない物の消滅も被害者にとっては大きな痛手のようです。
このあたりは家が3~600坪の広い敷地に建てられ、自然林が少し残っている地区なので、いったん火が付くと樹木を通じて延焼するのです。オーストラリアではbush(自然林)に住むということは、火事に遭遇する危険性を覚悟する、ということなのです。
(色の屋根が見える家は無事ですが、そうでない家は全焼で崩れ落ちています)
日曜日の午後ということで、バーベキューを楽しんでいた人たちもいるのではないでしょうか。
焼け出されたほとんどの人は、命からがら何も持たずに逃げだしたそうです。とっさの時に何を持ち出すか、という日頃からの準備が必要のようです。