新しい年を迎えるにあたって、その年の目標を定めるのは万国共通なのでしょうか、オーストラリアではnew year resolution (新年の決意)と言って多くの人々が新年の目標をたてます。
来年の目標をアンケート調査した結果が新聞に載っていたので一部を紹介しましょう。
31%の人が今持っているクレジットカードを廃棄し、そしてローンを一本化することを目標にしています。好景気のオーストラリアではカード破産が多いのでしょうか。
27%の人がツイッターやフェースブックなどに時間を割きすぎる、または頼りすぎているので、それを改善したいと思っています。これは日本でも同じかもしれませんね。
28%が禁煙を目標にかかげています。オーストラリアは日本に比べると喫煙率は低い(男性で2~3割だと思います)のですが、喫煙者の多くは禁煙したいと思っているのですね。
細かいことでは、51%の人が消費電力の低い電灯(LED電球)に切り替える、という目標を持っています。オーストラリアでは日本に比べると蛍光灯の使用率が少なく、白熱電球が多く使われています。LED電球に変更することで国全体の消費電力がかなり削減されると思います。
そしてダントツの一位が”減量・ダイエット”です。なんと60%の人が減量を来年の目標にかかげているのです。オーストラリアでは大人の半数近くが肥満している、と言われていることを考えるとこの数字の高さは理解できます。
現実にはこんな人が多いのではないでしょうか。人間は誘惑に弱いものです。