昨日、通訳の仕事でパースの北約200kmにあるワイルドフラワー・自然林農場を訪問しました。写真中央の人がオーナーのクライブさんで、広さ約2000ヘクタール(1ヘクタールは約3000坪)という広大な自然林を保有しており、そこで自然に育つワイルドフラワーを収穫しプリザーブ・フラワーを作り日本に輸出しています。このプリザーブ・フラワーはドライフラワーのように乾燥した物ではなく、植物を特殊な加工をして生花の雰囲気を数か月から年単位と長期間観賞できるようにしたものです。日本にはオーストラリア プリザーブフラワー アソシエーションという協会がありクライブさんのワイルドフラワーを一手に取り扱っています。



オーストラリア・パース在住漫画家のブログ-2


パース近郊では10月ころから翌年の4月頃までは雨がほとんど降りません。でもその間自然林の植物は枯れないでいるのを不思議に思っていたので、その理由をクライブさんに聞くと、根が地中深く入り水分を補給しているからだ、とのことです。

下の写真はコットン・トップという高さ2~30センチの小さな植物ですが根の深さは2~3mはあるとのことです。10mほどの高さの木では地中30mまで根をはるそうです。ということで、長年の疑問が解けました。


オーストラリア・パース在住漫画家のブログ-1

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