【バングラデシュ】
・飛行機が遅れたせいで、またまた深夜に到着。
・日本を含め、東アジアから東南アジアは中国文化圏。そしてここからはついに南アジア、インド文化圏!!
・ちなみにバングラデシュは外国人がほとんど訪れることの無い、未開と言っても良いような国。
・だから飛行機の中でのようなことが起こる。やつらにとってはバングラデシュに向かう外国人なんて、珍しすぎる存在。
・そんな外国人の珍しい国だから、必然的に入国審査は厳しくなる。
・人生で初めて入国審査で問答になった。こちとら世界で一番信用されてる日本のパスポートだぞこんちくしょう。
・どうやら宿泊先の電話番号が書いてないことが問題だったらしい。
・そんなの知るわけねぇ。
・宿の予約票(バングラは怖いから一応宿を事前にとっといた)の適当な番号を書いてやった。
・なんとか入国完了。
・バングラデシュは知識ゼロだから、とりあえずタクシーで宿に行くことに。
・指が6本ある客引きのおっさんに連れられ、バングラのタクシーに乗る。
・宿には着いた。しかしタクシー代20ドルも請求された。
・ぼったくられてるのは百も承知だけど、この国の物価がわかってないからどのくらいぼったくられてるのかわからない。しかたないから20ドル払う。
・その後ガイドブックで調べたら、なんとこの国の平均年収は343ドル。ずいぶんと良い仕事をさせてしまった。
・この日は事前に予約しておいた日本人宿バングラデシュトラベルホームズへ。
・レセプションで自分らをずっと相手したやつがモニバブという名前ということで、この宿をモニバブハウスと呼ぶことに勝手に決定。
・この宿の部屋にはテレビが付いていた。
・インドのMTV、MTV Indiaでは四六時中インド音楽。あの独特なダンスミュージックがずっと流れる。
・インド映画も初めて見た。本当に意味不明なタイミングでダンスが始まった笑
・翌日はダッカの市内観光にでかけた。
・バングラデシュに関しては本当に知識ゼロ、さらにこの国そのものが外国人に開かれていないから、昨日のモニバブをガイドとして雇うことに。
・ラールバーグフォートとか、ピンクパレスとかいろいろ回ったけど、正直いってしょぼかった。あんま面白くない。
・やはりタイの豪華絢爛なお寺や、カンボジアの壮大な遺跡とか見てしまうと、何も感じなくなってしまうのか。
・昼飯ではインド流にちゃんと手でカレーを食った笑。意外と食い易いもんです笑
・観光の後半、土産物買ったり夕飯を食いにいこうってなったとき、モニバブの携帯に連絡が。
・なんとモニバブの姉が今からくるとのこと。
・意味わからん笑
・だけどこういうのがアジア旅行の楽しいとこの一つなのです笑
・ということで中林がサリーをお土産として買うのに付き合ったり、飯一緒に食ったり、モニバブ姉の所用に付き合ったり(電球を買いにいった)しました笑。
・てか、バングラは外国人がなんかしてるとすぐに人が寄ってくる。
・中林がお土産買おうと値段交渉しているときとか、すぐに野次馬が集まってきた。
・写真撮ろうとしたらものすごい喜んでポーズしてくれたりする。
・それだけバングラデシュでは外国人が珍しいのです。
・んで、バングラは街というか、人がすごかった。
・街の汚さは恐らく世界1なんではないかと思うほどヤバかった。実際あそこは世界有数の汚い国だと言われてる。
・砂ぼこりが舞い、息が出来ないのを初めて経験した。
・ほんとに肺にヤバい物が入っていくのがわかるのです。
・ナウシカの、瘴気(しょうき)が肺に入ったっていうあの感じ、体験できた気がする。
・車は無秩序、ぶつけ、ぶつけられるのが前提の車社会だから、車にはごっつい鉄パイプのバンパーが外付けで備えてある。
・信号なんて無い。車線も無し。車と車の間に小さい車が入り込み、わけわからんことになってる。
・そしてこの国の道路は弱肉強食の世界。人<リクシャ(人力車)<3輪タクシー<自家用車<バス・トラック の順で強弱が決まっている。
・中林が車無理やり止めて道路を渡ろうとし、しかし車は止まる気配無しという危険な局面があり、後ろで自分がかなりビビった記憶がある笑。
・さらにクラクションの音も今まで行ったことのある国の中で、最大級にうるさかった。
・物乞いの数もハンパない。
・中国や東南アジア諸国のような職業物乞いじゃなく、本気の物乞い。
・ほんと、本気の物乞いはすごく怖いのです。
・目が違う。やばい。
・噂によると、バングラという国は国全体が貧しいから、逆に盗るものもなく治安がそこまで悪くないと聞いていた。
・まあ、なんか国全体が他の国で言うスラムみたいな空気が漂っていて、その噂もわからんでも無いような気がした。
・この国で感じたことは、ほんとに計り知れない。2週間くらいかけてじっくりこの国をまた回りたいと思った。まあ、ネパールの帰りにまたダッカには寄るのだけど。
・翌日はもうネパールのカトマンズへの移動日。
・モニバブから空港へは普通に歩いていける距離だと説明される。
・ダッカ到着したときにふんだくられた20ドルは一体・・・。
・空港では空港内の高級レストランとかに入った。
・物価の安い国だから高級レストランも安いのです笑
・ダッカ~ネパールのカトマンズ間のビーマンバングラデシュ航空は問題なく運行しているとのこと。
・チェックインを済ませ、またも大幅に遅れ、1時間延くらいでやっと搭乗開始。
・で、その乗った飛行機がこれまたすごい。
・フォッカーF28という、ちんけな飛行機。1960年代製。日本じゃ絶対にもう乗れない。
・機内食はクソ甘いビーフンみたいなのとクソ甘いマフィン。クソマズい。
・そんなこんなでカトマンズへ。


このあとネパールいって、またバングラデシュいって、さらにタイにまたいってリゾートしてきました。その日記はまた書きますm(_|_)m