あなたはネガティブですか?
ポジティブですか?
コーチングでは、ネガティブ・ポジティブというメンタルにフォーカスするのではなくマインドの部分にフォーカスをします。
「ネガティブ」という意識を出した瞬間に「ポジティブ」という意識が同時に生まれるということ。逆もあり「ポジティブ」を意識した瞬間に「ネガティブ」が同時に生まれている。いわゆる非現実的楽観主義と防衛的悲観主義の同時存在です。人はネガティブ思考というものが生存や未来に対して必要な危険回避や失敗を繰り返さない、成長するための反省材料でもある要素をそもそも備わっており、とても重要な思考のひとつであると認識してほしい。
実際は「ネガティブ」でも「ポジティブ」でもどちらでも良く、どこを目指しどのように思考して進んでいるかの方が最も大事であるということがコーチングである。
なぜかポジティブという言葉に執着し、あたかも「ポジティブにならなくてはいけない」と思い込んでいるポジティブ教に囚われている方も多いのではないでしょうか。
『ネガティブ』を隠すための『ポジティブ』になると、とても危険な状態になる。
ポジティブは一見良さそうな思考ではあるが、そこに隠されているネガティブを見逃している場合もたくさんあるということだ。
分かりやすく言うと
ポジティブ→アクセル
ネガティブ→ブレーキ
車の運転に例えると理解しやすい
ポジティブ思考が強い
→アクセル踏みっぱなし状態
ネガティブ思考が強い
→ブレーキ踏みっぱなし状態
前に進むのであれば
アクセルを踏むのは当然
だが、ブレーキを踏まないと
速度の修正ができない
アクセル全開であれば景色という状況を
観る余裕がなくなる
アクセル、ブレーキを同時に踏めば
それこそ事故になりかねない
ポジティブはネガティブがあってこそ
活きてくるということだ
ただ、ブレーキを踏み続けると
いずれは止まる!
だからこそポジティブに極力シフトできるように
ネガティブをコントロールできるようにしていく
書籍などでは、ポジティブにする方法などが多く出回っていますが、反対に「ネガティブ」を回避する方法などはあまり出されていないようにも思います。
日頃から意識できる“6つのネガティブ回避方法”でポジティブ思考に戻すこと
次回は6つの方法をご紹介していきたいと思います