少し長文ですが

お付き合いいただければ幸いです

 

先日出会った

言葉も何もいらない

一瞬見ただけで

「心が軽くなる」現象

 

それは

私が日中に

運転をしていた時の話

 

この日は

天氣も良く

朝から自分の仕事に専念をし

疲労を抱えながら

車で移動をしていた

 

運転席にいると

必然的に安全面や事故のないような

配慮と緊張感が生まれ

嫌でも肩に力が入ってしまう

 

テンポの良い音楽を聴きながらと言えども

運転時間と昼過ぎの時間帯はどうしても

瞼が重くなりやすくなる

 

そんな時

ちょうど片側一車線の通りの前に指しかかり

目の前に「止まれ」の標識

その通りは交通量が多く

運送トラックや一般車両も

回転寿司のごとく一定の速度で

切れることなく車両が進んでいた

 

状況を見ながら

私の車は

その標識の指示通り一時停止

 

方向指示器の“カチカチ音”が

耳慣れするほど状況を覗きながら

どのタイミングで大通りに入ろうか

首を何度も何度も振りながら

左右の確認をしていた

 

そんな状況の中

同じタイミングで

 

4トントラックの運送車両が真正面の通りで

こちらに車体を向けながら待機中

フロントガラスは太陽の光で反射していたので

運転手の姿は確認しづらく

そのトラックも私と同じ方面へ入りたいと

方向指示器を点滅させていた

 

つまり

状況としては

大通りを私と4トントラックが正面で向き合っている状況だ

 

私は急いでいる訳ではなかったので

先にその4トントラックを入れさせてあげようと思い

トラックの動きを観察していた

 

お互いの意思疎通が

言語を交わさずに行え

トラックが進み出した

そして

私の車を横切ろうとした瞬間

 

思わず目と心を奪われた

そして

「ぷっ♪」という

小さな心の笑いが生まれ

なんだか一瞬「心が軽く」なってしまった

 

トラックの運転手の顔が目の前を通り過ぎる

その時みた姿が

 

まさに

あの有名なお笑い芸人の

「アイーン♪」の顔をしていたのだ!

 

その顔を見た瞬間

一氣に私の心はその顔に引き込まれ

随分と長い時間

その「アイーン♪」の顔を追いかけてしまった

 

メイクはしていないものの

口角は上がり

ほんのり受け口になっている

あの「アイーン♪」

 

顔の作りではなく

私にはなんだか

楽しそうに運転しているように見えた

 

不思議だ

 

言葉もなく

何も伝えようとしていなくても

その人自身が

持っている表情一つで

影響を与えてしまう

 

本当に素晴らしいことだと

心から思った

 

そして

笑顔は人の心を豊にしてしまう

凄いパワーを持っていること

 

「15対300の法則」

 

初めて聞いたことの人が多いのではないでしょうか

 

これは

15→大人

300→子ども

の一日に起きる平均を指している数字

 

その数とは?

 

「笑顔の数」

 

笑う数のことだ

もう少し

言い方を変えると

「笑顔の目盛り」と言っても良い

 

そして

大人とこどもの差は歴然

 

これだけの数の差がある

 

数の差の凄さもさることながら

一度自分自身のことを振り返ってみてほしい

 

一日にどれだけの数

笑顔に過ごしているのか

 

この日に体験した「アイーン♪」の運転手は

きっと日頃から笑顔を大切にしているのかなと

想像してしまいました

 

あなたの表情一つで

目の前の人が明るくなる

そんな生き方はとても素晴らしと感じます

 

笑顔になる数という目盛りが

仮に10の人は

100の目盛りにアップデートできるよう

増やしたいところですね

 

その為には

心を怒りや不満

焦りやイライラなど

マイナスに置くのではなく

心をフラットに置くことで

目盛りを笑顔の目盛りに増やせるように

していくことが大切です

 

そして

笑顔の目盛りが増えると言うことは

相手の行動や言葉

または仕草や変化に対して

笑顔になれる幅が大いに拡がるということになる

 

運手するときのハンドルを握るのもあなた自身

感情のハンドルを握るのもあなた自身

表情のハンドルを握るのもあなた自身

笑顔のハンドルを握るのもあなた自身

 

アイーン♪運転手はそのハンドルを

自分らしい笑顔の方向に向けて切っていた

 

たかが一瞬の出来事であるが

この一瞬の出来事から何を学び

どうあなた自身の行動に変換できるか

 

ぜひ、笑顔の目盛りを増やすチャレンジをしてみてはいかかでしょう

 

どんな小さな出来事でも「笑顔になる」

「笑顔の目盛り」が増えた方は

是非、コメント欄にエピソードを書いていただけると嬉しいです

 

小さければ小さい出来事ほど目盛りが増えている証拠ですからね♪