アメリカ大学奨学金プログラム で留学中の近藤峻輔さんからの体験談&メッセージです。
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初めまして。2010年の8月からアッパーアイオワ大学(以下UIU)というアイオワ州のFayette(ファイエット)にある大学に通っている近藤峻輔と申します。
この記事は、これからUIUに来ようと考えている方々へ向けて書いています。
この大学にいる日本人のほとんどは同じ奨学金プログラムを通じてUIUへ来ています。
僕が2010年に奨学金プログラムのリストからUIUを選ぶべきかどうか迷っていた時は、ウェブ上に情報がほとんど無かったため、とても不安だったことを覚えています。
同じような考えの方々への手助けになればと思い、2014年2月にこの記事を書いています。
検索からこの記事を見つけた方は、すでにUIUに行くことを決めた方かUIUに行くべきか迷っている人だと思います。
みなさんが一番気になるのはずばり、「UIUは良い大学かどうか」だと思います。
それに対する僕の答えは、「僕は良い大学だと思う」です。
なぜこんなに曖昧な言い方をするかというと、人それぞれ受け取り方が違うためです。
僕はこの大学が好きですが、あなたが好きになるかどうかは正直分かりません。
今から僕がUIUについて説明するので、それを読んで好きになれそうだと思った方はぜひUIUに来て下さい。
UIUは、アイオワ州の北東部にあるFayetteという小さな小さな町にあります。
ここへ来られた際には、かつて住んだことがないレベルの田舎を経験することになるでしょう。
これは別の見方をすると、勉強するにはとてもいい環境であると言えます。
アメリカの大学では、毎日勉強しないといけません。
遊ぶ時間が全くないわけではありませんが、都会にある大学に行くと様々な誘惑があり、
とても勉強どころではなくなってしまう可能性があります。
つまり僕のように、都会の大学では遊びほうけてしまう弱い人にはもってこいだと言えるでしょう。
田舎すぎて生活に困るかといえば、ちょっと不便ではありますが生活できないというレベルではありません。
日本にいた時のように美味しいものがいつでも食べれる環境ではありませんが、必要最低限のものは揃っています。
そして、ネットのAmazonが僕達をいつも支えてくれます。
この大学には5月から8月にかけて、夏休みがあり、その時期は僕は日本に帰っています。
アイオワの冬はとても寒いです。10月頃から冷えはじめ、4月でも肌寒いです。
11月頃から3月頃までが冬と言えるでしょう。
8月に授業が始まり5月に夏休みが始まるまで、その多くの時期は冬だということです。
そのおかげで、ゴキブリは出ませんが(笑)
しかし大学が田舎にあり寮も大学の敷地内にあるため、あまり長時間外にいることはありません。
僕は厚着をして小走りで教室まで行くことでなんとかアイオワの冬を耐えることが出来ています。
大学の敷地内に3種類の寮があります。それぞれ、Garbee Hall、South Village、Lee Towerと呼ばれています。
Garbee Hall(ガービーホール)とLee Tower(リータワー)は、正直ボロいです。
しかしSouth Village(サウスビレッジ)は出来たばかりで、綺麗で住みやすいです。
僕はずっとGarbee Hallに住んでいます。
なぜボロいのに住み続けているか?それは、安いからです!
South Villageに住むと年間で15万円ほど余分に支払わなくてはならないので、僕はGarbee Hallに骨を埋める覚悟です。
僕はもう慣れたので、Garbee Hallで十分です。
寮は2人で住むか1人で住むかを自由に決めることが出来ます。
1人で住む場合は、年間で15万円ほど加算されます。
お金についてですが、Garbee Hallの2人部屋に住んでいる僕の場合、授業料・寮費・食費を全て合わせて年間で$12,000(約120万円)ほどかかっています。
IEP(ESL)の場合は年間20万円ほどこれより安いです。
生活費は人それぞれです。頑張れば0円に抑えることも出来るでしょう。ただ、教科書代などは別でかかります。
僕は年に一回日本に帰るので、飛行機代も往復で15~20万円ほどかかっています。
東京の私立大学に通って一人暮らしするよりはよっぽど安いと思います。
しかし日本にいる時のように簡単にバイトで稼ぐことは出来ないでしょう。
大学内で働くことも可能ですが、それほど大金は稼げません。
頑張れば月に4万円くらいは稼げます。
この大学にいる人たちは、良い人が多いです。
他の大学のことは知らないので、比較しているわけではありません。
田舎だからこそかな、と勝手に予想しています。
留学生は100~130人ぐらいいます。
大学全体で600人ぐらいしかいないので、留学生の割合は高いといえるでしょう。
マレーシア・中国・ベネズエラ・モンゴル・ネパールなどから来ている人が多いです。
英語がほとんど出来ない状態でUIUに来ても、UIUのスタッフの人たちが優しいのであまり困らずにすむかもしれません。
ですが僕は、出来るだけ英語力を上げてからUIUへ来ることをおすすめします。
UIUにはIEP(かつてESLと呼ばれていた)があり、TOEFLが61点以下の生徒は英語の勉強のみに専念することになります。
授業が始まる前に模擬TOEFLを受け、それぞれBeginner、Intermediate、Advanceの3つのクラスに分けられます。
Beginnerの生徒は3学期、Intermediateの生徒は2学期、Advanceの生徒は1学期の期間IEPを受けることになります。
3学期といえば約1年半、1学期は約半年です。
僕はBeginnerのクラスを取ることはレベルが低すぎて時間の無駄になると思います。
時間だけじゃなく授業料ももったいないし、卒業の時期も遅れることになるでしょう。
ちなみに申し込みの時点でTOEFL61点以上ある方はIEPは必要ありません。
UIUに来られるまでに可能な限り英語力を上げてIEPにいる時間を短くすべきだと思います。具体的には、基礎文法と単語力を鍛えておいて下さい。
勉強方法についてですが、文法はとても重要ですので中学レベルはしっかりと理解しておきましょう。
単語を覚えるときは発音も一緒に覚えるようにして下さい。
発音を間違えて覚えていると、リスニングでも聞き取れないし話しても相手に伝わりません。
まず発音の練習から始めると、のちのち英語が伸びやすいです。
僕は発音の勉強から入って良かったと思っています。
スピーキングやリスニングは、文法と単語力を鍛えた後に取り組んだほうが効率がいいと思います。
何も知らない状態でただ英文を聞き流しても、話せるようにはなりません。