アメリカ大学留学奨学金プログラム を通じて アメリカのMerryville College(4年制大学)へ留学し、卒業後にエミレーツ航空へ就職した山田啓太さんから、就職活動や、留学中の体験についてインタビューしました。 山田さんは現在ドバイ在住のため、東京とドバイをスカイプでつなげてお話しました。
今回の体験談は、2週間にわたり、全4回に分けて掲載していきますのでお楽しみに♪
インタビュー第1回「現在の仕事について」
山田啓太さん(一番左)
GS: 山田さんは、ドバイで働くことなんて想像してましたか?
山田さん: (笑)自分でもまさか!です。
2010年5月に卒業してますけど、仕事が決まったのはいつですか?
最終連絡が来たのが去年(2010年)の8月の中旬ですね。
仕事を始めたのは?
11月29日に入社して、そこから7週間の研修があったんですね。クルーなので、飛行機の勉強したり、サービスの勉強したり、メディカルの勉強したり、色々なトレーニングをして、今年(2011年)の1月から飛行機に搭乗して働いています。
山田さんのフライトは、日本とドバイ間?
いえ、世界中に行くんですよ。 昨日はシドニーから帰ってきて、明日はイギリスのマンチェスターに行きます。仕事内容は客室乗務員で、飛行機の中での接客ですね。ボクが働いているのは、エアバスA380(※)なんです。 2階建ての飛行機で、500人くらいの人が載れますね。
※エアバスA380
世界初の総2階建て市場最大・世界最大のジェット旅客機。
そうすると、色んな国の乗客がのってきますね。
そうですね。 クルー自体も世界中から集まっていて、うちの会社は世界150の国や地域から来ているんですよ。 例えばエアバスのクルーは24人なんですが、アフリカ・ヨーロッパ・アジアいろんな国の人がいる中で働いていますね。
エアバスA380は、今のところ12箇所にして飛んでいなくて、これかれ日本にも飛んでいきます。 エミレーツ航空では最新の飛行機で、売り出し中です。
今はクルーをやっていて、これからさらにステップアップしていくんですか?
キャリアとしては、今はグレード2で、グレード1に上がるとビジネスクラス、そこからファーストクラス、シニア、そしてパーサー(※)としてキャリアアップしていきます。パーサーは客室乗務員の一番上ですね。 パーサーになれば、トレーナーになったり、人事採用に行ったりと色んな部署でのキャリアはあるみたいです。
※パーサー
パーサーとは、乗務員のチーフとして、乗務員をリードし、指導指示を与えるポジションにある人のこと。乗務員への指示、乗客へのクレームなど、コミュニケーション力、判断力が求められる。
航空会社で働いていますけど、もともとこの業界を希望していましたか?
まず・・・どこから話したらいいかな。 大学3年くらいから仕事をしようと決めて、仕事を探し始めたんです。 いわゆる就職活動ですね。 色々と就職活動をしていくうちに、とくに業種を決めなかったんですけど、仕事環境として世界で活躍できること、世界中の人と一緒に働ける環境を探していたんですね。 アメリカの大学で色んな国の人と一緒に学ぶうちに考え方が変わってきて、そのような環境を探してましたね。
ただ、そういう条件で、業種を絞ることなく仕事を探しましたよ。 エミレーツへ就職活動したきっかけは、知り合いの人がエミレーツの話をしたり、日本でもエミレーツの広告を多くみかけたので、それで調べ始めたんですね。初めてエミレーツを知ったのが、たしか昨年(2010年)6月で、それからWEBページに行ってみたら、「日本支社に6月29日までに書類を送ってください」という採用情報があったので、送りました。
そのときは卒業して日本にいたので、マイナビのキャリアフォーラムに参加したり面接を受けたりもしていましたよ。
次回は、就職活動中のエピソードについて聞きました。お楽しみに!
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