アメリカ大学奨学金プログラム を利用して、昨年の夏からHannibai-LaGrange College (ミズーリ州) に留学した田代彩夏さんが体験談を送ってくれました!内容が盛りだくさんの体験談なので、3回(前-中-後半)に亘ってご案内しま~す!
田代 彩夏さん(一番右)
(1)なぜ、日本ではなくアメリカの大学を選びましたか?
日本の大学で受ける英語の授業ではなく、アメリカ人の大学生が英語で受ける様々な授業を受けることで、自分の英語力を上げると同時に、アメリカで暮らすに必要な知識も身につけたいと思い、アメリカの大学を選びました。
(2)大学留学前に不安や心配だったことはありましたか?(今はその心配はなくなりましたか?)
一番の不安はやはり、全て英語で行われる授業に、今の自分の英語力でついていけるのだろうかという問題でした。授業内容も大学生レベルであるにも関わらず、それを全て英語で読み聞きして理解するというのは、経験なしではどんなものか想像がうまくできませんが、それは自分の努力次第で簡単に解決できる問題であるということが実際の留学で実感できました。
■大学の授業、勉強について
(3)授業についていくための予習や課題に、一日どのくらいの時間を使ってますか?
実際のところ、各授業で、前々に教科書を読んである程度理解しておくようにという課題を出されているとき以外は予習などはほとんどしていません。その代わり、定期テストや小テスト前に負担がかからないよう、授業の後は必ず復習をして分からない部分はなくすよう努力しています。私は課題を抜かしてだいたい一日3~4時間ほど復習をしていますが、予習・復習については自分のやりやすい方法を見つければ、効率よく短時間での勉強が可能になると思います。
(4)一番大変だった授業は何ですか?
私の場合は、一番大変だったのはアメリカ史の授業です。教授にもよりますが、大学ではホワイトボードや黒板に文字が書かれることは少なく、ほとんどは口頭での説明になります。それに加え、このクラスでは専用の教科書がなく、教授が口頭で述べる説明を専用ノートに素早く書き写すという授業がメインなので、書き取れなかったり書き間違えた部分があると復習にも影響してきます。私は授業中はとにかく雑な字でも構わないので、できるだけ素早く書き写し、スペルミスなども含め、授業後にわかりやすく別のノートにまとめていく方法で復習しました。授業自体は全く難しくないので、慣れてくるとアメリカ人の学生と同じくらいの勉強時間でそれなりの点数も取れるようになります。
(5)アメリカの授業についていけるかどうか心配される方は多いです。何かアドバイスはありますか?
勉強時間は誰よりも長くても点数が取れない人、勉強は短時間で済ませているのに点数がアメリカ人よりいい人、人それぞれです。大切なのはがむしゃらに長い時間勉強することではなく、自分に合った勉強法を見つけ、効率よく勉強することです。こればかりは個人で変わってきますのでアドバイスは難しいですが、授業の最初の小テストなどを受けると、その先生の出題傾向や重点などがわかってきますので、それを元に次回からのテストに向けて勉強すると、点数はぐんと上がります。その為には最初のテストで全部の内容をある程度理解してテスト後に傾向を探ることが必要になりますが、重点がわかると何も難しいことはないので安心して下さい。日本の学校の授業で自分に合った勉強を見つけることと全く同じです。英語力は、授業や課題での読み書きの量がすごいので、それをこなすうちに少しずつ伸びて行きます。
(6)ずばり、大学での勉強は楽しいですか??それはなぜでしょうか?
すごく楽しいです。私は高校卒業後すぐアメリカの大学に来たので、日本の大学との比較はできませんが、大学生活では毎日、全てが勉強です。アメリカ人の友達は、授業でわからないところは自ら進んで時間を作って教えてくれます。授業以外にも、アメリカ人との会話で学ぶことはすごく多いです。授業では、先生たちはよく生徒を笑わせてくれます。先生と生徒はまるで友達かのように質問し合ったり話したり、楽しく授業が進みます。また、リベラルアーツの先生方は本当に生徒一人一人に対して熱心になってくれるので、先生の時間が空いている時に勉強のことでオフィスにお邪魔すると、納得いくまで親身に一対一で教えてくれます。
中篇は、大学での寮生活や友人についてです。
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