アメリカ大学奨学金プログラムで留学中の、川辺悠さんが、グローバルスタディ海外留学センター へ遊びに来てくれました!!
川辺さんは、日本の高校卒業後、大学へ進学せずに、社会人を5年間経験しています。そこでの経験から、途上国の開発に携わる目標持ち、アメリカの大学へ留学することに決めました。大学での授業の課題への奮闘ぶりがよく分かるインタビューですので、是非、目を通してみてください
このインタビューは3回に渡ってお届けします
川辺 悠 さん
2008年1月~8月: Campbellsville University のESLコースで学ぶ
2008年8月~2009年5月: 同大学の学部課程で
2009年8月~: North Dacota State University で国際関係学を専攻予定
<途上国開発に携わるため留学を決意>
川辺さんは日本の高校を卒業してから、大学には入らずに、一度働いてたんでしたね?
そうです。正確には、高校を卒業して専門学校に通いながら働き始めて、社会人経験は5年間あります。
働き始めてから、なぜ、留学しようと考えたんですか?
高校卒業する前・・・中学の頃からず~っと「留学はしよう」と決めていて、早く働いてお金を貯めたかったんですね。後は、あんまり日本の大学に興味がなかったんです、勉強はしたかったんですけど・・・。それで、アメリカかカナダの大学への留学を調べているときに、この奨学金プログラムを見つけたのでアメリカに行くことにしました。
働きながら、留学するモチベーションをキープし続けたんですね。
そうですね。社会人経験の最後の2年間で、途上国開発をメインにしている政府系の銀行で派遣社員として働いていたんです。そこで扱う書類が英語だったり、スペイン語だったり、電話がルーマニア語でかかってきたり・・・そんな環境で働いている内に途上国開発に関わりたいと思ったんですね。ただ、働いている皆さんは高学歴なので、私も本格的に「大学に行かねば」と思いましたね。
だから“開発学”を学べる学校に転校するんだ。
はい、転校の手続きをしました。この8月から、インターナショナルスタディーズ(国際関係)の学部がある“ノースダコタ州立大学”に転校します。
<留学前~ESLコース>
さて、川辺さんは留学して1年半ですね。留学は、ご家族の方から賛成や反対はなかった?
ないですね~(笑)私の家は、海外に一人旅する、ペルーに行ってくる、といっても何も言わない親なので・・・(笑)
じゃあ、出発前はとくに不安はなかったですか?
なにもなかったです。
英語力は大丈夫でした?
英語力は全くなくて、TOEFLが35点でしたね、アハハハ(笑)アメリカの大学の先生に学部に入りたいと話したら、「倍のスコアにしなさい!」と言われました(笑)
では、最初はESL(英語コース)からですね。ESLを受けてた人は、「ESLは大変です!」と話してますけど、川辺さんはどうでしたか?
少し物足りなかった気がします。私には緊張感が少ないかもしれないです。私はとにかく追い込まれないとだめなんです(笑)
留学して半年で大学の授業を受けてますけど、大学の授業を受ける判断は誰が出すの?
ESLの先生ですかね。ESLには、レベルが1~3まであって、私は全ての分野で3レベルをクリアしたので、大学に上がったんですね。人によっては、ListeningとSpeakingのレベル3を残している状況で、先生が大学の授業を受ける許可を出してくれてます。
ちなみに、今のTOEFLスコアは?
今のスコアは75です。昨年の12月にペルーで受けてきました(笑)
じゃあ、1年間で35から75に上げたんだ!素晴らしいです。
<大学学部課程-Part1>
では、大学での授業について教えてください。この1年間はどんな授業をとってきましたか?
ワールドヒストリー、ライティングコンポジション、数学、あとはスペイン語。あとは趣味で、ホームランドセキュリティ・・・
ホームランドセキュリティ
テロリズムに関するもので、元FBIの方が教えてくれてます。公開して間もない授業で、大人気の講座です。
元FBIの人が教えてくれるっていうだけで人気が出そうですね。
元FBIで大学教授なんです!
あっ、そうだ、あとは、地理の授業をとっていたんですけど、この授業では留学生が私一人だったんですね。で、日本人が一人だけだったんで、「せっかくだから日本についてプレゼンしてよ」っていきなり言われたんです。
その場でいきないプレゼンだったの?
一応、プレゼンまで2週間の時間を与えられたんで、1週間くらい前から準備して、地理にからめて気候や人口密度とか、満員電車のビデオを見せたりしながらプレゼンしました。
話すことは原稿をつくったの?
原稿はとくに作らずに、パワーポイントのデータを見せながら説明しました。
面白がってくれましたね。日本は大都会で、大学の周辺の田舎とは全く違う環境なので、反応が良かったですね。満員電車の画像をみせたら「次の電車にのればいいじゃん!」とか言われて・・・(笑)次の電車もコレだから・・・なんて伝えてました(笑)。
-----------------------------------------
川辺さんの大学の授業の奮闘振りはまだまだ続きます
次回の体験談をお楽しみに
アメリカ大学奨学金プログラム”説明会”はコチラ