尖閣諸島とファッション


尖閣諸島沖で起きた中国漁船との衝突事故の様子を収めた動画が、動画共有サイト「ユーチューブ」に流出していたことが大きな問題になってますね。
竹島問題といい、北方領土問題といい、島国日本は沢山の領土問題をかかえています。小さな島ひとつを手に入れれば国土が飛躍的に拡大し、海底資源や軍事拠点、漁獲といった国益に直結するため、国同士は一歩も譲歩しません。
たとえ、9割かた相手の領土であったとしてもである。
人間は欲深い生き物だなとつくづく思います。地球環境問題に一番効果的なのは人間という生物が絶滅してくれることに間違いないでしょう。どちらにせよ、地球自体も永劫不滅ではないので当然寿命がありますし、いつかは地球もなくなってしまうんですけど。
さて、中国問題とファッションとのかかわりは深いです。
近年の格安衣料品を引っ張ってきたのが中国生産です。例えばシャツ1枚をとってみても、人の手で作られる訳ですから、1着あたり、大目に見て5時間程度は製作時間がかかります。
日本で生産する場合、日本の自給を800円としても、800円×5=4000円工賃がかかります。国産なら間違いなく上代は10000円は切れないと思います。(ロットの問題は除外します)
そのシャツが平気で1000円~2000円で売られているのが現状です。おそらく中国生産における1着あたりの人件費は100円~200円とかの世界でしょう。
しかし、中国の成長に伴い、中国国内での賃金も当然上昇し、日本からの請負生産を断るようになってきています。
ユニクロなんかは30%~50%の生産を中国以外に移したいと言っていますよね。とりあえず値段を据え置くために、安い人件費を確保するために東南アジアの国にシフトしていく流れでしょう。
でもよく考えなくてもわかることですが、安い人件費を求める旅はいつか終わるわけです。
つまり、私が言いたいのは、今の衣料品の価格は異常だということです。
このままではどんどん日本のアパレル産業は縮小していくでしょう。
打開策はないのか。
1着の服を人の手を使わずに、ロボットや機械を使って生産可能であれば、ベルトコンベア式に服が出来上がっていき、製作時間も人件費も下げられるはずです。
求められるのは技術革新、設備投資だと思うのですが、どこの大手もやりたがらないみたいですね。
とりあえず人件費の安い国から国へ生産体制をシフトさせていけば、設備投資なんてなくても楽して稼げてきたんですから。でも、そこに限界を認め、他の手段をとろうとはしないんですよね。情けない話です。
私は安くて品質がよければそれはそれで反対ではありません。人間の技術に裏打ちされた職人芸的な服も好きです。
ただ、今の人件費の安い人の手だけに頼った生産体制には反対です。昔は繊維は国家を支える大きな産業だったのに、今は見る影もありません。大きな技術革新がなされてこなかったことが悔やまれます。
皆さんは機械による手のぬくもりも感じさせる安い服ができればいいと思いませんか?

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